●71 関西・大阪座談会報告③(完)

 本年8月27日午後、関西は大阪・江坂の地で、創価変革のための『座談会』が盛大に行なわれた。
 師の理想を求め抜く同志と同志の熱き語らいほど、楽しく、充実した時間はない。
 今回、初参加のFさんは、少し緊張されながらも、勇気を出して募る思いを話して下さった。
 Fさんには、「どんな人も会って対話してみないと分からない」との熱き思いがあった。そのためこれまでも何度か、『創価変革の座談会』に参加しようと思ってこられたという。
 しかし、いざとなると、“駅で幹部が見張ってはいないか”といった不安がよぎり、どうしても勇気の一歩が出なかった。
 本年6月のサイレントアピールの時には、意を決して、「一緒に行こうよ」と旦那さんを誘ってみたという。しかし、「行こうと思うなら自分一人でも行く決意がなきゃダメだよ」と言われ、苦渋のすえ参加を断念したという。
 Fさんは、サイレントの当日、インターネット動画でサイレントの様子を見られていた。そして後日、ブログにアップされたたくさんのエピソードに目を奪われた。
 そこには、『大誓堂の近くまで来たが勇気が出ずに通り過ぎてしまい、それでも葛藤をやめずに、終了間際にUターンして来られサイレントの列に加わった』というエピソードや、『サイレントの終了と同時に、大誓堂の前の公園で様子を見ていた方々から、自然と拍手が起こった』というエピソードなどが書かれていた。
 ブログを読みながらFさんは思った。
 「サイレントアピールに立つという行動までは起こせなくても、私のように“今の学会本部がおかしい”と思っている方はたくさんいるんだ」と、読んでいると勇気が湧いてきた。

 そんなFさんが創価の異変に気づいたのは、本年の2月頃だった。
 最初は旦那さんが、「(創価学会が)なんかおかしいんじゃない」と言い始めたのだという。そして、インターネットの掲示板や、ツイッター、3名のブログなどを読むうちに、“絶対おかしいよな”との確信に変わっていったという。
 先般の都議選の時には、地元の幹部から、「(市議選の時には)東京からもいっぱい幹部が来てくれたんだから、その御礼でみんなで東京に恩返しに行かなきゃいけないんだよ」と言われたが、「恩返しに行く」という意味がまったく分からない。
 Fさんはその幹部に、「学会が今おかしいから、私は行きたくありません」と明確に意思表明される。
 ちょうどその頃、更年期障害で体調を崩されたFさんは、精神的に地区座談会や支部の会合に行くことが苦痛になっていった。
 Fさんはその時の苦しみを語られる。
「ちょっと笑われるかもしれないですけど、私、地区婦人部長に『白ゆり長辞めたいですって』自分から言ったんです。」
 すると地区婦人部長は、Fさんを説得するために婦人部幹部を家庭訪問に連れて来たという。
 Fさんは必死に、某掲示板や3名のブログに書いてあった『原田会長が対話をしてくれない本部の実態』について語った。
 しかし婦人部幹部は、「もしかしたら原田会長は対話をしてくれていたかもしれないじゃない。しかもネットの情報だから、本当かどうか分かんないわよ」と言ったという。
 Fさんは、「『ネット』イコール『嘘が多い』みたいに思われて、すごい悔しかったんです」と唇を噛んだ。
 今の学会婦人部の多くの方は、「ネットの情報」というだけで反発心が起こるのだという。
 後日、再び婦人部幹部が家庭訪問に来た時、ちょうどテレビで当時法務大臣の金田氏が、「治安維持法は適法だ」と発言していたタイミングであった。
 Fさんは婦人部幹部に、「牧口先生を殺した治安維持法が適法だと言われて、聖教新聞でも公明新聞でも、抗議の文が出てないんですけども、それはどうなんですか? 池田先生だったらすぐに抗議すると思います!」と必死に訴えた。
 すると婦人部長は、「あの~、原田会長にはお考えがあると思います」と言って、話は誤魔化されてしまったという。
 治安維持法という「悪法」によって初代が獄死させられたというのに、一体どんな考えが原田会長にあるというのか。
 会長や組織の判断に身をゆだね、依存し、自分自身で考えることから逃げてしまえば、そこに師弟はなくなる。師弟なくば、自身の成長も、歓喜も希望も見出せなくなってしまうのは当然である。
 師匠が教えてくださった
 “一人ひとりが強く賢くなり、幸福な人生を築く信仰”
 とは真逆である。
 Fさんは最後に決意を語って下さった。
「私も辞めようかと思うことがあるんですけど、まだ自ら学会を辞めるまでには踏み止まっています。
 今日は、創価を変革しようとしている同志に会って、自分なりに同じ婦人部の人との対話とか、他の人にも真実を訴えていく力にしていきたいです。」

 会場から大拍手が起こった。

 Fさんの話を真剣に聞いていたGさんが、すかさず話し始める。
「僕は除名になりました。でも、声を上げる中で役職を外してもらおうとか、創価学会を辞めたいとかっていう気持ちはさらさらなかったんです。とにかく食らい付いて、おかしいことはおかしいって叫び抜いていこうと戦っていたらどんどんどんどん、端の方に端の方に追いやられてしまったんです。」
 除名や役職解任処分になった人たちは自分から望んだのではなく、みな、創価を想い、勇気の声を上げ続けた結果、不当に排除された方ばかりである。
 Gさんは話を続ける。
「僕は除名になっても、息子を創価学会に入会させています。除名になった自分は息子の新入会には参加できませんでした。でも自分は除名になったとしても創価を愛しているし、息子を創価学会の先生の後継者として創価の中で育てたいと思っています。
 だからFさんも自分から学会を辞めるなんていうふうに、絶対に思ってほしくないんです。創価は本来、絶対に美しい世界のはずです。今、汚い世界があるなら、美しい世界を僕らが作っていきたいと思うんです。
 白ゆり長をやるかやらないかっていうのは、もちろん本人の判断なのでとやかく言うことはできないと思っています。
 ただ、“自分が一度受けた役職であれば、最後まで正義を叫び続け、貫いていただきたい”との思いはあるっていうことを伝えさせてもらいたいんです。そう伝えなければ、先生に怒られてしまうんじゃないかと思ったんです。
 先生はFさんを想って、創価学会をここまで大きくして下さったっていうのが真実だと思うんです。
 僕も最後の最後まで先生の作られた創価に食らい付きました。だから除名にしないでほしいって、あがきました。今でも本来の創価学会に変革して、戻りたいと思っています。だからそのために先生が喜んで下さる闘いをするのみです。最後の最後まで食らい付いて、創価を愛し、闘い抜くことが大事なことなんだと思うんです。
 創価は絶対素晴らしい世界のはずです。その素晴らしい世界を一緒に創っていければ、僕は幸せだって思うんです。そしてその戦いの中に、自分の未来をも開けていくんじゃないかなって、いうふうに思うんです。どうか『食らい付いて』ほしいです。あんなに美しい世界はないはずです。先生の世界は。」

 “なんとしても苦しむFさんに励ましを送りたい!何としても共に勝っていきたい!”――みな、Gさんの温かな真心を感じ、感動が広がった。

 それまで皆の話をじっと聞いていたHさんが手を挙げられる。
 そして、「あの~、午前中は普通に座談会をやってきました。」と仰る。
 参加者から、「素晴らしい!」との声と、拍手が湧きあがった。
 さらにHさんが、「私は皆さんのように根性もないんで。」と冗談を言われると、すかさず「いや、すごい根性ですよ!」「忍耐こそ、真の勇気ですよね!」との声が上がる。
 Iさんは、午前中の座談会の終了後、支部長からいろんな会合の打ち出しを、「はい、分かりました」と言って、受けきってきたという。
 しかし、Iさんは本心を語ってくださった。
「やっぱり今、原田体制が言っていることはおかしい!
 なんでおかしいかと言うと、一番初めにおかしいなと思ったのは、会則の変更の時です。やっぱりあれ見て違和感がありました。
 もう一つは公明党に対しては、安保法制の時におかしいなと。
 それは、やっぱり国会で3人の憲法学者が違憲だと言い、その中には学会が四月会から批判された時に『論陣』を張って頂いた小林節先生がいらっしゃいました。憲法学者の話を聞かなきゃいけないよねって思い、いろいろ勉強させて頂きました。はっきり言って安保法案は、公明党黙認の憲法違反の法案だと思います」

 Iさんは、安保法制のおかしさについて、地元の地方公明議員とも2時間半ぐらい話をしたという。
 きちんと論拠を示し、オリジナルの文書や証拠も全部見せて話した。しかし、議員は何も言って来なかった。それから2年経つが未だに何の反論もしてこないという。
 Iさんの話を聞き、参加者はみな呆れ返った。
 なぜ、普通に話が出来ないのか?
 「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党の精神を忘れれば、心がある学会員ほど、公明を支持したくても出来なくなっていく。

 楽しい懇談会の時間も残り僅かとなった時、今回、初参加の青年部Jさんが、勇気を出して話して下さった。
 今の青年部では、政治についてしっかりと学ぶ機会もなく、何の説明もなく、「学会だから公明党に入れて」という雰囲気が当たり前になっているという。
 青年部幹部は、Jさんが学会の公明支援の在り方に疑問を感じていることなどお構いなしに、「友達に『公明党入れてくれへん』って言ってくれへんか」と言ってくるのだという。
 Jさんは、かつて家族の病気のことで公明党議員に「話を聞いて欲しい」と相談したことがあった。しかし、その時の公明党の対応はひどく、あれこれと理由を付けて、結局Jさんの話をまともに聞かなかったのだという。
 “福祉の公明ではなかったのか・・・”
 Jさんは悔しくて、公明党に対する疑問を組織の幹部に投げかけていった。
 しかし幹部は、「疑問を持っている方が悪い」「君が悪い」と言って、Jさんの疑問にはまったく答えず、一方的にJさんが悪いかのように決め付けたという。しかし、それでもJさんは、負けずに、逃げずに歩み続けられているのである。
 Jさんは最後に決意を語って下さった。
「家族で言っているのは、いくら学会不信になってても、私たちが信じるのは池田先生と御本尊様というのは基本的に変わらへん。
 だから、昔みたいに宗門みたいなことがあったとしても、私たちは池田先生と御本尊様に付いていく。それだけやろ。学会から除名されようとも関係ない!」

 一点の曇りもない、勇敢な青年の師子吼に、感動の波動が広がった。
 今、全国で、創価を憂える真剣な青年の皆さんが立ち上がられている。
 青年の存在はみなの希望であり、創価の未来そのものである。
 青年が一人立つ時、偉大な創価変革の歴史が回天し始めるのである。
 関西・大阪座談会は、一切無事故、大勝利で終わった。
 参加者は口々に「いや本当に素晴らしい座談会だった!」と、しばし興奮が冷めやらなかった。

 さあ、今週末11月19日の日曜日は、いよいよ東京座談会である。
 今、学会本部は、師匠の精神である「人間主義」の思想を見失っているように感じてならない。
 創価学会は永遠に「会員」が主役である!
 絶対に、職員や幹部が主役ではない!
 「人間主義」の象徴こそ、対話であり、座談会である!
 師匠と民衆の創価を変革するために、いよいよ対話の大波を起こして参りたい!
 創価を変革し、平和で幸福な日本を、そして世界を、ともどもに築いて参りたい!

〈〈11.19(日)「東京座談会」のお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉
 式次第
11・19式次第

 日時
 平成29年11月19日(日)
 ①東京座談会 第1部 長谷部恭男教授のご講演
  13時10分~14時40分
 ②東京座談会 第2部
  14時50分~16時55分


 場所
 五反田文化センター 3階 第1講習室
  (東京都品川区西五反田6-5-1)


 地図
五反田文化センター地図(詳細)

 交通アクセス
 東急目黒線「不動前駅」から徒歩7分
 JR山手線「五反田駅」から徒歩15分
 東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩10分
 東急バス(大井町駅~渋谷駅)「大崎郵便局」下車 徒歩5分


 東京座談会に参加を希望して下さる方へ
 座談会への参加を希望して下さる方は「参加人数」をご連絡頂けると本当にありがたいと思っています。ブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからメールでお知らせいただけると本当にありがたいです。
 お名前は有っても無くて構いません。メールに一行で良いので、「1名参加」「埼玉から2名で行きます」など教えていただけると本当に助かります。もちろん、連絡を下さらなくても、ご参加下さって構いません。
 ★連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp

〈〈12・10(日)「京都座談会」のお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉
 日時
 平成29年12月10日(日)13時~16時半

 場所
 YIC(学校法人京都中央学院)貸し教室 8階 282教室

  (京都市下京区油小路通塩小路下る西油小路町27番地)

 地図
京都座談会会場地図
 ・(交通)京都駅から徒歩5分

 京都座談会に参加を希望して下さる方へ
 座談会への参加を希望して下さる方は「参加人数」をご連絡頂けると本当にありがたいと思っています。ブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからメールでお知らせいただけると本当にありがたいです。
 お名前は有っても無くて構いません。メールに一行で良いので、「1名参加」「大阪から2名で行きます」など教えていただけると本当に助かります。もちろん、連絡を下さらなくても、ご参加下さって構いません。
 ★連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp

〈〈その他のお知らせ〉〉
1、「譴責・配転裁判」について
 おかげさまで11月13日(月)に「再現動画VTR」の反訳書、私たちと原田会長など本部執行部との行為態様についての主張書面を作成し、提出することが出来ました。大変にありがとうございました。
 次回裁判期日は、11月21日(火)午後2時から東京地裁611号法廷で行なわれます。この期日は、公開の法廷で行なわれますので傍聴することが可能です。もしお時間の都合がつく方は、時間は15分程度ではありますが、傍聴しに来ていただけると有難いです。
 私たちはこの裁判で、断固、恣意的に権力を濫用する本部執行部の不当性を明確にする決意です。
 身分も地位も富も無さすぎる私たちですが、師匠のため、創価学会のために、己身の臆病、油断、慢心を徹して排し、死に物狂いで闘い抜きます。

2、『実名告発創価学会』について
 私たちが学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。
 創価を愛し、創価の変革を願う同志の皆さんに是非お読みいただきたいと思っています。また、学会本部を変革していくための「対話の道具」としてご利用いただければ本当に嬉しいです。<当ブログメニューの「リンク」からご購入いただけます>
 ※誤字の訂正のお知らせ
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、正しくは「2002年6月頃」でした。申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。

3、ブログ読者の方からのご要望により、本ブログのリンクコーナーに「●これまでのブログ記事の索引」をご用意いたしました。過去のブログを見られたい方は、是非、ご活用いただければと思います。

4、今般、諸般の事情により、「創価学会元職員3名のブログ」のツイッターアカウントを消去しました。






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プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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