●㉒【中篇】九州・熊本座談会の報告と中国・岡山座談会への決意

 熊本座談会の第2部である自由懇談会も中盤に差し掛かっていった。
 しばらく皆の話を黙って聞いていた、ガタイの良い壮年部Hさんが、諄々と話し始める。

 「自分はもともと教宣部と創価班に入っていて、日顕宗の寺と法論をやってきた経験があるんですが、2014年の会則教義改定の段階でもう寺と争えないなと思ったんです。あの改定は本当にありえないです。もはや身延でもいいし、顕正会でも何でもいいという状態です。
 任用試験の問題にしても大聖人様の歴史で熱原の20人の話の後に、普通は大御本尊の建立が来るはずなんです。でも2015年の大白蓮華にはもう書いてないんです。外してるんです。もう学会では大御本尊を認めてないんです。」

 学会本部は2014年の会則の教義条項の改定で、信仰の根幹である大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊を否定した。それ以降、三代の師匠が築いてこられた学会教学を壊し続けているのである。
 Hさんは、近年、創価学会が行なっている“会則教義変更”や創価大学の宮田幸一教授の“釈迦本仏論”を調べる中で“3人のブログ”も知ったという。

 Hさんの話に熱がこもっていく。
 「自分はまだ入信して12、3年なんです。“54年の問題”っていっても実際まだ生まれてちょっとくらいの時で、僕は学会2世でもないんで、実際知らなかった状態です。今、昔の資料をネットで探したり、自分の足で探したりして、研鑽しています。
 どれだけ池田先生がこの組織を守りたかったか。矢面に立ったか。それを守れない弟子っていうのはどうなのか。今の執行部はどうなのか。実際、そこに一番憤りを感じているんです。」

 Hさんは、本部幹部会のたびに、中継で流される編集された池田先生のスピーチと、オリジナルのスピーチを見比べ、何が削除されているのかを調べているという。すると、“権威・権力と徹底して闘うこと”を教えて下さっている指導が削除されているという。権力の魔性に侵された本部執行部が自分達への批判を避けるためであろうか。
 さらにHさんは顔を紅潮させて話す。
 「幹部たちは相変わらず、『池田先生がお元気でいらっしゃる!』と池田先生を使っている。『ほんと、あんた見た?』と逆に言いたいくらいですよ。先生を利用するところが僕は一番許せないんです。」

 その話に促されたかのように、壮年Hさんの隣に座っていた九州男子部のAさんが思いを吐露された。
 「今すごく葛藤し、模索しています。
 今日早めに到着して3名の皆さんやFさんとお話しました。本部職員に『復職』っていう形を目指されているとのことでしたが、先生のご寿命を考えても一体どこに到達するんだろうと、正直気になっています。
 ただここで何もしないのは違いますし、今出来ることを一生懸命にやることが大事だと思って、今日皆さんとお会いするのを楽しみにしてきました。」
 Aさんの眼差しは真剣であった。

 滝川は、なぜ自分たちが職員に復職することを目指しているのか説明させていただきたいと思った。

 「自分は『池田先生と学会員のために生き抜き、死んでいきたい』と願い、本部職員を志望しました。
 しかし不甲斐なくも徐々に学会本部に蔓延する『職員は人材』『職員は特別』といった特別意識、エリート意識に侵されてしまった。そして、現場組織で泥まみれになって闘う会員同志を見下し、軽んじる自分がいたんです。
 そうした狂った命に対し、川崎のFさんを始めとする職員でない同志が、『君のやっていることはおかしい!』『会員を馬鹿にし、軽んじる人間が職員でいてもらっては困る!』と、時に涙を流しながら何度も何度も伝えて下さった。しかし、最初は職員というプライドから怨嫉を起こし、正しい言葉であっても受け止めることができなかった。それでも、必死に伝えてくれる同志がいた。そのおかげで自身の中に生命を軽んじる『第六天の魔王』の命があることを如実に自覚していくことができたんです。
 しかし不甲斐ない自分は己の命に勝てず、不当に除名処分が下された木本貴子さんたちの無実と正義を証明することができなかった。そして職員を懲戒解雇になってしまったんです。
 ここで諦める訳にいかない。自分はなんとしても解雇無効を証明し、貴子さんたちの無実と正義を証明しなければならないんです。
 私たちは貴子さんたち会員を守れずに職員を解雇になりましたが、その過程でたくさんの学会本部の問題点を体験してきました。本部には職員が特別となっていくような構造的な問題がたくさんあります。ゆえに、それを肌身で体験した自分だからこそ、本部に戻り、本部執行部と対話をしながら、具体的に改善していく使命があると思っているんです。
 ただ私たち3人とその家族を支えて下さっている同志のお金が8月末で尽きる現実があります。なので何としても8月末までに本部に戻ると決意し、闘いを起こしているのです。
 ただ、もし8月末までに職員に復職できなくても、創価変革の闘いはもちろん続けます。途中で闘いを放り投げることはしません。バイトでもなんでもして闘い抜きます。
 師匠に誓い、創価変革の闘いを止めることは絶対にありません。今、完全に狂ってしまった学会本部を、師匠が理想とされる学会本部に変革するまで、自分は絶対にやり抜きます!」

 師匠を中心とした同心円の弟子が集い合う座談会。
 これこそ三代の師匠が築き、守り抜かれた創価の世界である!
 何でも自由に語り合える創価。対話の花が咲き誇る創価。
 どこまでも人間を中心とする人間主義の創価こそ、師弟不二の精神が脈打つ我らが愛する創価なのである!

 いよいよ3月20日(月・祝)の中国方面・岡山座談会があと3日となりました。
 今回は、静岡は富士宮から迫害を受けてもなお、宗教権力の魔性と敢然と闘い抜かれている同志が参加し、体験談を話して下さいます。
 中国方面はもとより、関西、四国、九州の同志を始め、全国の同志に、是非、お越しいただきたいと思っています。
 真の同志の連帯を築く時はまさに「今」である!
 己身の魔を打ち破りながら、断じて、師恩に報いて参りたい!

<3・20 岡山座談会開催のお知らせ>
 式次第
岡山式次第20170311

 日時
 平成29年3月20日(月・祝)午後1時~4時終了予定

 場所
 岡山市民会館 3階 305号室
 (岡山県岡山市北区丸の内2丁目1-1)
 http://www.okayama-shiminkaikan.jp/

 座談会参加のご連絡のお願い
 座談会への参加を希望して下さる方は、参加人数をブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからお知らせいただけると本当にありがたいと思っています。
 連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
 お名前をお伝え頂く必要はありません。一行で構いませんので、「2名参加です」「山口から1名で行きます」など、教えて頂けると本当にありがたく思います。
 もちろん、連絡を下さらなくても参加して頂いて構いませんし、また連絡を下さったからといって参加しなければならないということではもちろんありません。

 地図
岡山市民館 地図

 交通アクセス
①路面電車
 路面電車の岡山駅前(停留所)で「東山行き」にお乗り下さい。
 城下(停留所)で下車して下さい。下車後徒歩3分です。
※運賃・時刻表については、岡山電気軌道株式会社ホームページをご覧になって下さい。

②お車でお越しの方へ
 ・岡山インターから約20分
 ・JR岡山駅から約5分
 会館に駐車場がないため、お近くの有料駐車場をご利用いただくことになります。
 ・城下地下駐車場 TEL(086)225-7110
 ・烏城公園駐車場 TEL(086)226-4809

 3・20(月・祝)「岡山座談会」の当日の晴天、絶対無事故、大成功・大勝利を勝ち取るべく、全力で闘い抜き、万全の準備を進めて参ります!


【お知らせ】
◆本日、3月17日(金)付の『週刊金曜日』に、「暴走する創価学会本部の権威主義化と池田名誉会長〝利用〟」とのタイトルで、“創価変革の闘い”を取り上げていただきました。ご覧いただければ幸いです。
◆「カンパをしたいのだが振込先が分からない」との問い合わせがあり、「振込先」をブログ右上のリンクのコーナーに作らせていただきました。
◆熊本座談会報告ブログの【後篇】については、現在作成中で近日中にアップする予定です。






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プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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3名共有のメールアドレスは以下の通りです。
harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
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プライバシーに配慮し、登場人物は会長・理事長を除き、地名を使って仮名にしています
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