■④ 【後半】第2回サイレントアピールに参加した会員一人一人の思いと私たちの決意

【後半】
 「第2回サイレントアピール」と私たちの決意

 私たちは、第2回目のサイレントアピールを、先日1月9日に学会本部と本部職員に対して行ないました。学会本部の「安保法制容認」が創価三代の師匠の精神に違背していることを訴え、さらに学会本部の「安保法制容認」に対する「師匠の了承」の有無の公表を求めるためです。
 お元気な師匠がおられたならば、安保法制に対する師匠のお考えを公表することは決して難しいことだとは思えません。
 連日メディアで報道されていた通り、会員の多くがこの安保法制推進に疑問を持っていることは明らかです。
 しかし、学会本部は未だに安保法制推進に対する師匠の思いを公表することはありません。
 そうした状況にも関わらず、聖教新聞の新年号には、昨年11月に撮影されたという師匠と奥様のお写真や「新年の歌」が掲載され、『新・人間革命』の「常楽」の章が開始されました。
 そして、1月7日の聖教新聞の紙面座談会(4面)では、最高幹部は、「お元気な池田先生・奥様」、「先生は、年末も海外の国々へメッセージを贈られるなどの激励を続けられた」と語るのです。
 「会員こそ我が命」
 師匠の人生が会員を護り抜くための連続闘争であったことは会員ならば誰もが知るところです。戸田先生は亡くなる2週間前に3.16の歴史的な式典に出席し、スピーチまでされている。その弟子である池田先生が今般の安保法制推進について何も語られず、姿も見せない。
 しかし、新・人間革命やメッセージは贈られる。
 私はそこに学会本部の師匠利用があると思えてならないのです。

 “師匠はご健在だ。だから師匠が安保法制容認を了承していないはずはない。”
 悩む学会員に対し、本部執行部が必死に誤魔化しているように思えてなりません。「師匠がご健在であってほしい。」そう願う学会員の純粋な心を利用しているように感じてならないのです。
 本部は目先の「選挙」や「権力」という政治の駆け引きによって、三代の精神である「絶対平和」という根幹を捻じ曲げてしまった。そして、安保法制を容認し続けている。その背信行為を必死に正当化しているように感じてなりません。

 しかし、いくら本部が師匠を利用し、自分達の暴走を正当化しようとも、「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定で許してしまった公明党の判断を学会本部が容認した汚点は、断じて消えることはありません。
 だからこそ学会本部に対し、安保法制容認は三代の師匠が命がけで守ってきた「絶対平和」に対する裏切りであると、必死の声を上げることが正しいと思うのです。創価の役職も、創価学会も、師匠の仰せを護り、会員が幸せになるために存在する。その根本である、師匠が命をかけて教えて下さった厳命を、破る戦いに正義も幸福も私はないと思えてならないのです。

 私たちが横断幕を掲げて立っていると、一人の男性が声を掛けてきました。ブログを読んで下さり、駆けつけてこられた学会員の方でした。
 その方は事前に本ブログ宛にメールを下さり、サイレントアピールの時間を尋ねてこられました。私たちは事前にメールで時間をお伝えさせて頂きました。すると当日、遠方よりわざわざ足を運び、飲み物の差し入れまでして応援して下さいました。本当に、本当に恐縮しました。
 その方は仰られました。「御三方だけだと思っていたのですが、こんなにたくさんの方が集っているとは思いませんでした。」「本来は内部の私たちが声を上げなければならないことなのに申し訳ありません」と。
 その言葉を言わせてしまうことに、本当に申し訳なく思いました。自分がもっとしっかりしていれば、問題がここまで大きくなる前に創価の官僚化、権威化をくい止めることが出来たのではないかとの思いに駆られたからです。それと共に、私たちはその壮年部の方の真心に、自分を育ててくれた「創価家族」の温かさ、同苦の心を感じ、胸が熱くなりました。感謝しかありませんでした。

 さらには、ブログを読まれた北関東の婦人部、壮年部の方々が、サイレントアピールの時間帯も分からない中で、わざわざ電車で駆けつけて下さったのです。「3名のブログを見ています。直接お会い出来れば共に立ちたいと思ってきました」と。
 また、都内からも婦人部の方がお一人で駆けつけて下さいました。ここにも、偉大な「創価の母」の姿がありました。純粋に師の仰せのままに行動し、毅然と大誓堂の前に立たれるその姿に、感動と感謝、そして尊敬の思いで胸が一杯になりました。皆さんと共に立つことができ、涙が込み上げてきてなりませんでした。
 気が付けば、私たち3名を含めた16名もの参加者が、広宣流布大誓堂前に立ち並び、学会本部と本部職員に対してサイレントアピールを行なうことができました。
 たった16名と思う方もいるかも知れません。しかし私には、お一人お一人こそが創価であることを感じてなりませんでした。師匠の温かさを感じずにはいられませんでした。

 終了予定の11時に横断幕を片付けると、サイレントアピールに参加された方々の間で自然と対話が始まりました。短時間でしたが、まるで青空座談会のように話に花が咲きました。
 地元組織では安保法制の話がタブーとなっている実態。意見を言うと村八分にされる体験などを伺い、胸が締め付けられました。
 創価学会の中で、本部の方針に従わない人間を排除するといった権威主義が加速度を増して進んでいることを痛感しました。
 その場に集って下さったお一人お一人が、師の仰せを守らず安保法制推進を容認する今の学会本部のやり方を、深く危惧されていました。そして、師匠の仰せ通りに生きたいとの思いを語られていました。
 あらためて師匠は、師の仰せを胸に戦う会員さんお一人お一人の中にいらっしゃることを感じてなりませんでした。「師と弟子」その間には誰人たりとも入ることはできない。それが創価の師弟であると。

 ただただ、師匠池田先生のご恩に報いたいとの一心で戦う同志。
 こうした方々に勇気づけられ、支えられて、私たちは今の創価をより良く変えるための戦いをさせて頂くことが出来るのだと感じてなりませんでした。
 今の創価学会は、民衆を沈黙させ、考えなくさせ、ただ従わせるだけの権威的かつ硬直化した組織になっているように感じてなりません。
 第三文明の本年1月号では、作家でクリスチャンの佐藤優氏が、旧約聖書の一節を引きながら、「今は学会員の方々は『沈黙すべき時』であり、公明党議員を信頼してまかせるべき時だ」と発言しています。
 『沈黙すべき時』
 そんな師匠の指導がどこにあるのでしょうか。師匠はいつ「沈黙しろ」などと言われたことがあるでしょうか。創価の思想は一体どこへ行ってしまったのか。
 むしろ池田先生は明確に言われている。
「戦いにあって沈黙は悪だ!正義は叫ぶものだ!叫ぶことのない正義はありえない!一人の鉄の信念の叫びは、必ずや千波万波に広がるのだ!これが歴史の法則である。」

 さらに、戸田先生も明確に仰る。
「青年よ、心して政治を監視せよ」と。
 心して政治を監視し、悪には容赦なく正義を叫べと。
 それがなぜ「沈黙」なのでしょうか。
 学会員一人一人が、権力の中枢である政権与党に参画した公明党の動きについて、より厳しく監視していくことは当然のことではないかと思うのです。

 学会本部は、選挙に勝つため、公明党が政権与党であるためであれば、創価三代の精神を蔑ろにすることすら辞さなくなっているように感じてなりません。そして、そうした欺瞞を誤魔化そうと、あの手この手を使って躍起になっているように思うのです。
 だからこそ、私たちは、安保法制を容認し、創価三代に違背している学会本部に潜む「権力の魔性」と真っ向から戦わねばならないと思っています。三代の師匠と名もなき会員が創り上げてきた創価を護るために。

「第一歩を踏み出さなければ、目的は達せられない。
 まず『行動』だ。『一歩』を踏み出すことだ。
 『前進』即『勝利』である。」(名誉会長指導)



第2回サイレントアピール(大誓堂前1)20160109

第2回サイレントアピール(大誓堂前2)20160109







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プロフィール

Author:元創価学会職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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