第1 池田名誉会長に報告が届かない学会本部の実態(H14.6~H24.10)

 現在、師匠の教えを守ろうと懸命に安保反対の声を上げる全国の学会員がいる。
 そんな中、先月末の創価学会本部の安保に対するコメントは、
 「法案をめぐる会員の集会や動きは関知せず、公認したものではありません。当会の名前と三色旗が政治的に利用されることは大変遺憾です。」と。
 公明の議員を当選させたのは師匠と共に戦う会員ではないのか!その会員が必死に声を上げている!
 あまりに無慈悲ではなかろうか。今の創価には師匠のお心が、はるか遠くへいってしまったのか。
 いや、絶対に違う!
 必ずや師匠は見守られている!今も、そして未来も!
 我々弟子が、どう正義を為すのか、その戦う姿を!!未来永劫に渡り弟子の姿を見守られているのだ!!
 我は戦う!師との誓いを果たすために!!


 創価学会本部の実態の中で一番の問題であると感じているのは、師匠である池田名誉会長に手紙が届かない(報告が届かない)という一点だった。
 池田名誉会長は、平成14年6月26日の全職員が参加する会議(職員全体会議)の席上、全職員に向かって指導する。
 「次の百年のため、悪い職員がいたら報告しなさい」、「今は学会は事務屋。官庁だ。女子部は手厳しく言いなさい。手紙をよこしなさい。真実の手紙を。間違っていたら絶対に信用しないよ。」と。
 さらに、その後の職員全体会議でも、職員の不正に関しては、
 「何かあれば長谷川副理事長(現・理事長)に言いなさい。そうすれば私の所にくるから。ちゃんと調査します。でも嘘があったら厳しくするよ。そうじゃないと公平じゃないからね。」と指示する。
 その会場にいた私たちは、指名された長谷川副理事長が、「はい」と返事をし、立ち上がる姿を見ていた。
 名誉会長は、最高幹部が大事な情報を隠し、名誉会長に報告しないという組織体質を危惧され(そのことが現実になったのが、女性問題を起こした某男子部最高幹部の更迭事件)、本部職員一人一人に対して、何かあれば直接、名誉会長に報告するよう命じた。
 こうした名誉会長の言葉によって、学会本部の中に、職員の不正を報告する窓口(ヘルプライン)が自然と開かれることになる。
 しかし、池田名誉会長への報告は、“報告内容に嘘があれば報告者に対して厳しく処罰する”とある通り、自らを懸けて学会に尽くす覚悟がなければできない、真剣勝負のメッセージだった。
 私たちは、見過ごせない職員の問題に出会った。しかし、いざ名誉会長に報告しようとの決断に至るまでには、眠れぬほどの葛藤がつきまとう。題目をあげねばその葛藤に押しつぶされそうになった。
 しかし、その問題を看過すれば、名誉会長の弟子としての誓いを破ることになる。苦しさにいくらでも題目はあがった。
 そして、自らの信仰・そして弟子としての生き方を懸け、震える足で長谷川副理事長を訪ねた。
 しかし、窓口の長谷川副理事長は、私たちの池田名誉会長に報告してもらいたいとの懇願を、「先生を利用したら駄目だ」「こうやって君たちと話しているところを見られるとダメなんだ。今はたまたま青森副会長や会長が隣にいないからいいけど、いたらこうやって話すこともダメなんだ」と自らの体裁を語り、報告を拒否した。
 諦めることは、死を選ぶことと同じである。
 さらに、師匠に届けようと動いた。本部の懲罰委員会は、その行為を理由に、我々に懲戒解雇を下していく。

 池田名誉会長に報告しようとした学会本部の問題点

 名誉会長に手紙で報告しようとした本部職員の問題。それは、私たちが平成20年4月29日(監査面談の場)、5月22~24日(通知の場)に体験した、会長直轄の本部指導監査委員会による監査面談の実態についてである。
 私たちは、本部職員が会合の場で1000人近い参加者を前に、特定の会員を名指しで「●●は暗黒時代を作った」「前体制は暗黒時代だった」と誹謗中傷したことがきっかけで起きた学会組織上の問題について、本部指導監査委員会から監査を受けることになった。
 約2週間、仕事が終わってから深夜までパソコンに向かい、監査委員会に提出する書面を作り提出。その後、監査委員会が「提出した書面を基に話を聞かせてもらいたい」と面談の日を指定した。むろん面談の場では話を公平に聞いてもらえると期待し、その場に臨んだ。
 面談室に入ると、私たち当事者1人に対して、副会長など4名の監査委員が囲むように座っている。全員、本部職員の幹部であった。その威圧的な雰囲気に圧倒された。もはや罪人である。震える声を絞り出し、「よろしくお願いします」との言葉で監査が始まる。
 ところが、事情を詳しく説明しようとした途端、監査委員は、「ここは議論する場ではない!」と話を遮った。さらに、「つい最近も神奈川で問題を起こした中心者を除名処分にした」と、除名処分をちらつかせるのである。
 面談に臨んだある会員に対しては、弁護士も加わり、副会長など5人の監査委員が取り囲み、冒頭で「池田先生とつながりがあるのか」と確認する。繋がりがないと分かるや、「君が問題を起こしたんだろ。」と責め立てた。あまりに結論ありきの、偏見に満ちた高圧的な監査面談に我々は衝撃を受けた。

 そして、監査結果の通知。
 その場で小平が、事実の正確な理解を求めて弁明すると、監査委員は、「言い訳聞くんじゃないよ」「誓約するかしないかを聞いているんだ。本部が決めたことなんだから。」「誓約できないんでしょ?」「じゃあ以上です。本部の指導に従わないという風に受け取りました。結構です。」と。
 さらに、「重く受け止めろよ。」「それだけの権威あるんだよ、本部指導監査委員会。わかる?」「私たちの認めた学会指導を君が反するんだったら、それなりの処分にせざるを得ないぞ。」「もういいよ帰れよ。」と。面談は終了。
 監査委員は滝川に対し、「君が『受け入れるか、受け入れないか』なんだよ、通知っていうのは。」「誰に文句言ってるんだよ!」「何が聞いて下さいだ!」「認めろ!まず!」「ここは聞く話じゃないんだよ!通知してんだよ!」と。
 そして、
監「このままいけば、派閥で反逆するよ。」、滝「反逆は絶対にしないです」
監「そんな事は、お前分かんないよ」、滝「絶対ないです!」
監「だってもう反逆してんじゃない!」、滝「してません」
監「いいよじゃあ。書けよ、じゃあ誓約書を!」
 最後は、「本部の指導を聞かなかったらもう、それは学会員としても無理でしょ。それだけの腹決めといて。」と告げられ面談は終了。

 監査委員会が出した結論は、会長以下執行部が了承したという誓約書に誓約して提出すること。誓約内容は、今回の問題に二度と触れてはならないとするものだった。 
 問題が隠されてしまうと思った。しかも本部職員から誹謗中傷された犠牲者の会員にまで誓約を迫るという、顛倒した結論には従えないと思った。従えば、師匠を裏切ることになる。しかし、そうは言っても、創価学会の職員として、学会本部の公式機関が出した結論に従うべきではないかという葛藤が無かった訳ではない。
 もし誓約しなければ、懲罰委員会から処罰されるか、もしくは除名処分が下されるか、先の見えない未来が待つことになる。不安だらけだ。
 誓約書を提出するかどうかは、私たち一人一人にとって、信仰を懸けた苦渋の選択になった。正直、誓約する方が楽だった。楽になろうと何度も思った。
 しかし、祈れば祈るほど、数々の罵声や非難、除名や懲罰といった処分をちらつかせ、問題の本質は何も解決されぬまま、強引に誓約書に従わせようとする監査の実態を認めてはならないと思えた。
 学会本部が真剣に考えなければならない本部職員の根深い問題が、地元組織の中にまで広がっているのだ。
 “誓約書を提出させて問題を収める”なんの意味もないこの誓約書に誓約することは、出会った問題の意味から逃げることになる。

 『信仰の世界にあっては清濁併せ呑んではならない!(名誉会長指導)』

 解雇、除名になり、馬鹿にされ、笑われても、師匠にだけは嘘はつきたくない。いかなる処分も受けようと、不甲斐なくもやっとの思いで覚悟し、誓約書を提出しないことを決めた。

 監査委員会の通知の場で誓約しなかった人間は10人。
 その後、学会組織、職場、家族に対する圧力により、一人一人誓約させられていくことになる。



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プロフィール

Author:元創価学会職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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