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●80 「12・18 学会本部前サイレントアピール」のご報告

20171218サイレント①
(2017年12月18日撮影)

 12月16日(土)、地元の会館で、滝川の母である光子さんに対する“面談という名の査問”が行なわれた。
 査問が終わり、帰宅した光子さんは私たちに満面の笑みでこう語ってくださった。
「言うべきことは全部言ってきたよ!私は負けなかったよ!」と。
 2年ぶりとなる今回の査問は、本部職員のA総区総合長とB総区長そして分区婦人部長の3名から受けたという。
 そして、本部職員であるB総区長は、“光子さんがサイレントアピールに参加しているかどうか”を尋ねてきたという。
 光子さんは、「もちろん、参加していますよ」と堂々と答える。
 するとB総区長は、「それは本部執行部に対する破和合の反逆行為だ!」と激高した。
 執行部に対し、「おかしいことをおかしい」と伝えることが、今の創価では「破和合」になってしまうのだ。本部職員には分からないのだろう。巨大な組織に対し名もなき婦人部が必死の声を上げることが、いかに大変な覚悟と戦いであるかを・・・・。

 B総区長の激高に光子さんはまったく怯まない。
 光子さんは厳然と獅子吼する。
「それは違います!サイレントアピールの参加者は、みな創価学会を愛しているのです!だから、創価学会をより良く変えるために声をあげているのです!」
 B総区長は睨みつけている。
 創価の母は一歩も怯まず続ける。
「お互いに何でも言い合える“対話の精神”、“ 三代の師弟の精神”を中心にして、 本当の団結をすべきではないですか!」
 正義を語る母の姿に、B総区長は押し黙ったという。

 光子さんは澄んだ眼差しで私たちに伝えてくださった。
「次はいよいよ“除名”の呼び出しがくるね。でも、私は除名になっても構わないよ。今の創価の中で“難”を受けられることは功徳だもの。私はどこまでも全国の同志と共に師匠のもとへいくよ!」
 そして続けてこう語ったのである。
「私はあの時の同志の懸命な思いに、 師匠の創価学会があると信じてるよ。」

 光子さんが言う「あの時」とは、3年前にガンが再発した時のことである。
 3年前、光子は検診を受ける。しかし、医者から「結果の報告には息子さんも同伴してほしい」と告げられる。
 光子はガンの再発ではないかと感じた。
 光子と清志は慶應病院に診察の結果を聞きに行く。
 医師は神妙な面持ちで口を開いた。
「がんの再発です・・・・・・。」
 光子は思う。“やっぱりそうだったか”と。
 医師は余命の宣告を避けた。
 しかし、光子は看護師である。スキルス性の乳ガンが再発し骨転移した場合、余命は3ヶ月以内であることを理解していた。
 光子は“ついに来たか”と思う。
 末期のガンを克服してから、実に11年も経過している。それ自体功徳だった。この11年間、光子は常に死を覚悟して生きてきた。
 ゆえに、ガンの再発に驚きはなかった。
 しかし、ただ一つだけ残念なことがあった。
 それは、息子の解雇を含めたこの戦いがまだまだ道半ばであったことだ。
 むろん死は常に覚悟してきた。しかし今この時に死なねばならない現実を考えると、悔しさに自然と涙がこぼれた。
“やらねばならないことが私にはある。まだ死にたくない!”
 帰り道、清志は母である光子に伝える。
「心配している同志に今日の診断を伝えよう」と。

 同志を前に、清志は強張った表情で事実を伝える。
「診察結果を聞いてきました。ガンの再発です。」
 清志は医師から伝えられた詳しい内容を伝えた。
 同志は黙って聞いていた。
 重苦しい空気が流れた。
 同志はうつむき、肩を震わせている。
 話が終わると、同志は母を見つめて口を開いた。
「本当に苦しい。こんなに苦しいことがあるのかと思うほど苦しい。なんで、この時なのかと・・・・まだまだ戦いはこれからなのに・・・・・・」
 同志の目には涙がどっとあふれた。
 沈黙が流れた。
 そして意を決したように語りはじめた。
「お母さん。でも・・・・僕はお母さんを殺させない。絶対に殺させない!」
 涙をこらえ必死の形相で語っている。
「お母さんは僕らの戦いによってたくさん難を受けてきた。そのお母さんがここで死んだら僕らの信仰は間違っていることになる!ここでお母さんが死んでしまったら僕らのやってきたことは間違っていることになる!!」
 母を懸命に救おうと、己の信仰を、己の命を懸けているのだ。
 その心に母の目にも涙があふれた。
 同志は涙を拭い、さらに続ける。
「お母さん、僕はこの戦いが絶対に間違っているとは思えない!僕らは自分のことなど微塵も考えず、ただただ先生のために難を受けてきた。たくさんたくさんみんなで苦しんできた。僕はこの戦いが絶対に間違っているとは思えない!」
 絶対に救おうとする同志の心に清志も涙が止まらない。
「お母さんいいですか!」
 涙にあふれた同志の目が母を見つめ語り抜く。
「ガンと勝負ですよ!!僕は絶対に負けない!!自分の信仰を懸けてお母さんのガンと戦って勝ってみせます!!お母さんには絶対に生きてもらう!!」
 母は涙が止まらない。
 さらに続けて同志は叫ぶ。
「お母さんいいですか!こんな大事な時に死んでもらっては困る!お母さん、僕らは絶対にお母さんを死なせない!!」
 母は涙を拭い必死にこう応えた。
「私はまだまだ戦いますよ!まだ死ねないもん!この戦いを見届けるまで私は死ねません!」
 涙の決意に同志はうなずき最後にこう言った。
「もう一度言います。お母さんが死んだら僕らは負けです。僕らの信仰を懸けて先生のために生きてもらいます!創価をみんなで変えるためにまだまだ生きてもらいます!!」
 そして母と息子は生きるために、戦うためにさらなる戦いを開始したのである。そして蘇生の奇跡のドラマを起こしていくことになったのである。

 『他者の命を救うために己の命をかける。』
 『全生命を他者の命に捧げていく。』

 ここに創価学会、創価三代の原点と発展があったのだ。

 そして今、光子には病魔を乗り越えた途端、査問、除名へと向かう難が競い起こっている。
 名も無き一庶民の母に、これでもかと不当な迫害が襲いかかる。
 しかし、師を胸に抱く一途な創価の母は、一歩も引かずに敢然と「難」に立ち向かわれているのである。
 そのあまりに純粋な姿に、ただただ「師弟の精神」を教わり、感涙が込み上げてならない。

 そもそも昔の血の通った創価ならば、“なぜそうした行動(サイレントアピール)をとるのか”丁寧に理由を聴くことから始まるだろう。しかし、理由を聴くこともなく、執行部に対する「破和合だ!」と責められるのだ。

“なんとしても師弟に生き抜く偉大なる創価の母をお護りさせていただきたい!”
 それが我が使命である!
 ただただ真剣に御本尊に祈り抜いた。
 そして自分にできることは、信濃町の本部職員に対する、『サイレントアピール』である。
 本部職員たちは、原田会長を中心とする本部執行部が創価の根幹である「創価三代の師弟の精神」から逸脱し、独善的・独裁的に「会」を運営し始めていると感じているにもかかわらず、声を上げないばかりか、ただただ迎合している。
 ならば、その本部職員たちに、「原田執行部は三代の師匠に違背している!」「三代の精神にかえれ!」と訴えることこそ、本部職員であった自分の使命にほかならない。
 10年以上も職員だった自分も、権力に迎合する弱き命を持っている。
 しかし、だからこそ、自分が人間革命すれば、今の本部職員たちの命をも変えていくことができると確信している!
 ひとたび本部職員となった自分には、絶対に学会本部を変革する使命と責任があるのだ!
 絶対に負けるわけにはいかないのだ!
 そう決意した私たちは、サイレントアピールのスローガンとして、新たに、
「本部執行部よ 創価三代の精神にかえれ!」
「勇者とは怖れを知らない人間ではなく 怖れを克服する人間のことなのだ (ネルソン・マンデラ)」
の2つを掲げることを決めた。

 サイレントの前々日、私たちが滝川宅で横断幕を作成していると、突然、野口の妻である桃子さんが部屋を訪ねてきた。
 そして、桃子さんは私たちにこう語る。
「滝川さんのお母さんをいじめる本部職員を私は絶対に許せない!
そうした本部職員が守られる学会本部は一番汚い! 
私も3人と一緒に、本部前でサイレントアピールに立たせてもらいたい!」
と。
 野口は、あまりに美しき戦う決心を語る妻の姿に、涙が浮かんだ。
 妻には苦労ばかり掛けている。しかし、妻は愚痴の一つも漏らさずに、幼い2人の子どもと一緒に笑顔を絶やさず、ただただ“先生のために共に戦う”と伝えてくれるのである。
 身分も地位も富もない自分である。しかし、苦楽を共に戦うことができる最愛の同志と出会うことができた。
 これ以上の幸せがどこにあろうか!

 迎えた当日、12月18日(月)午前7時半。
 雲一つない快晴の空に赫々と太陽が昇るなか、4人は大誓堂に向かう途中の歩道に立ち、堂々と横断幕を掲げた。
 吐く息は白い。
 しかし、心は「絶対に師匠の創価に変革していくぞ!」との決意で赤々と燃えていた。
 出勤する本部職員が次々と信濃町駅から歩いてくる。
 その中には、共に働いた同僚や上司だった職員、神奈川や川崎の組織で共に戦った職員もたくさんいた。
 今、学会本部も公明党も、金銭横領疑惑や女性問題など不正が噴出し、明らかに会員や支持者を裏切る悲惨な状況となっている。
 こうした状況に、広布のために死ぬことを覚悟した本部職員たちが、悩み葛藤していないはずはないと思えた。
“職員よ!三代の師弟の精神にかえれ!”と祈りながら、一人ひとりに「おはようございます!」と笑顔であいさつをする。
 知り合いの職員を見かけては、「●●さん、おはようございます! 」と声を掛けていく。
 目も合わせずに無視する人、突然スマートフォンを取り出し、下を向いて通り過ぎる人。中には道路を横断途中に私たちの存在に気づいて方向転換する人もいる。
 みな、本当に生命力のない姿で、苦しそうに見えた。

 そして、しばらくすると、なんと光子さんを査問し、「サイレントアピールは本部執行部に対する破和合の反逆行為だ!」と怒鳴ったB総区長が歩いてきたのである。
 偶然の出会いではない。
 滝川は師匠を想い浮かべ、胸中で題目を唱えた。
“なんとしてもB総区長の仏性を呼び覚ますんだ!”
 そして、折伏する思いで、「Bさん、おはようございます!」とにこやかに挨拶をする。
 隣にいた桃子さんも、「Bさん、おはようございます!」と明るく挨拶をした。
 ところが、B総区長は眉間にしわを寄せ、無言で睨みつけながら、2人の横を通り過ぎて行った。
“冷たい目である”
 私たちはただただ結合のための対話をしたいのだ。
 上から命令するだけで、互いに納得するまで話し合おうとしないその『排除・分断の心』が問題なのではないか!

 さらに滝川と面識があった職員のCさんが歩いてきた。
 滝川は、「Cさん、おはようございます」と声を掛ける。
 しかしCさんは下を向き、目も合わせず、無言で滝川の前を通過しようとした。
 ところが、滝川の横を通過したその瞬間、Cさんは小さな声で「頑張れ!」と一言伝えてくれたのである。
 『頑張れ!』 あまりに偉大な勇気の言葉に涙がこみ上げた。
 そして限りない“希望の光”を感じた。
 Cさんは、“真面目な性格で、職員幹部に声を上げたゆえにいじめられている”と、以前、聞いたことがあった。
 今の学会本部の中にも、葛藤して苦しんでいる真面目な職員が厳然といるのである。

 時計が9時を回る。
 サイレントアピールを終了しようとしたその時、一人の男性が近寄ってこられた。
 壮年は横断幕を指して、「これ、何やってるの?」と尋ねてこられる 。
 小平は、「今、明らかにおかしくなっている学会本部執行部に対し、『三代の精神にかえれ!』と抗議の声を上げているんです」と説明する。
 すると壮年は語られる。
「今、学会も公明党も何かおかしくなってきているよね。
自分は今回の選挙で公明に入れなかった。自分の周りも今回公明に入れていない人がたくさんいる。」
と。
 さらに壮年は怒りをあらわにして語られた。
「公明の3度にわたる女性問題とかほんとに有り得ない。本来、厳格に党から除名処分にすべきではないのか。
安保法制もおかしい。牧口先生が戦争に反対して獄死したのに、なぜ、戦争の方向に向かうのか。本当にあり得ない!」
と。
 小平は不思議な出会いに感謝し、「今、全国に創価を愛するがゆえに、創価変革に立ち上がる同志が600名以上おり、共に創価変革のための運動を起こしています!共に闘っていきましょう!」とお伝えした。
 すると、壮年は「頑張ろう!」と言われ、互いに固い握手を交わしたのである。
 サイレントの最後に訪れた、この“新たな同志”との出会いは、『創価変革の地殻変動』が着実にかつ確実に巻き起こっていることを物語っていると感じた。
 1時間半、寒風の中あまりの寒さを感じたが、師匠が、立ちきった4人に“新たな貴き同志”という功徳を与えて下さったような思いがした。
 動いている!何かが動いている!

 私たちの願いはただ一つ。
 何としても、師匠が築いてくださった、あの“温かな希望あふれる創価家族”の組織を取り戻すことである!
 そのために、私たちは自身の命と真っ直ぐに向き合い、何度でも学会本部の前に立ち、訴え続けていく決意である!
 『不軽菩薩』のごとく!
 ただただ『本部執行部よ!創価三代の師弟の精神にかえれ!』と。

20171218サイレント②
(2017年12月18日撮影)



〈〈【最新告知】明年1月21日(日)「広島座談会」のお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉
 日時
 平成30年1月21日(日)13時~16時

 場所
 広島オフィスセンター 7階 第1会議室
(広島市南区東荒神町3-35)

 地図
広島オフィスセンター地図(電話番号削除)

・(アクセス)広島駅から徒歩7分

 広島座談会に参加を希望して下さる方へ
 「創価変革のための座談会」に参加を希望して下さる方は「参加人数」をブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからメールでお知らせ頂けるとありがたいと思っています。
 お名前は有っても無くても構いません。メールに一行で良いので、「1名参加」「山口から2名で行きます」など教えて頂けると本当にありがたいです。
 連絡を下さらなくてもご参加下さって構いませんが、創価学会をより良く変革していくための座談会ですので、その趣旨と目的にご賛同いただける方に限らせて頂きます
★連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp


〈〈【大結集】学会本部前サイレントアピールのお知らせ〉〉
 日時
 平成30年2月11日(日) 13時00分~14時00分

 場所
 信濃町の学会本部前


〈〈その他のお知らせ〉〉
1、『職員裁判』について
 先般11月21日(火)の期日では、阿部裁判長から「再現動画は裁判官3人で同時に見させて頂きました」と言って頂くことができ、一歩前進の期日とすることが出来ました。
 今後の裁判の流れとしましては、明年1月12日(金)までに相手方が反論の書面を提出し、それを受けて私たちの方での再反論を、間に合えば2月2日(金)までに行ないます。
 次回期日は、明年2月6日(火)午前10時から東京地裁611号法廷となります。
 この裁判で、学会本部が下した譴責処分が不当・無効であると認定された場合、処分を下した学会本部なかんずく本部執行部の責任問題となることは当然です。
 対話を排除し、建設的な意見を言う誠意の人間を排除する本部執行部の悪を打ち砕くことこそ、創価変革に直結する闘いであり、この問題に出合った自身の使命であると覚悟しています。
 次回期日までで、ほぼ原告・被告双方の主張が出揃う形となります。
 そうなれば、いよいよ証人尋問です。
 正々堂々と、正義と真実を叫び切り、堕落した本部執行部の実態を白日の下に晒して参ります!

2、『実名告発 創価学会』について
 私たちが学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。
 創価を愛し、創価の変革を願う同志の皆さんに是非お読みいただきたいと思っています。また、学会本部を変革していくための「対話の道具」としてご利用いただければ本当に嬉しいです。<当ブログメニューの「リンク」からご購入いただけます>
 ※誤字の訂正のお知らせ
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、正しくは「2002年6月頃」でした。申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。

3、ブログ読者の方からのご要望により、本ブログのリンクコーナーに「●これまでのブログ記事の索引」をご用意いたしました。過去のブログを見られたい方は、是非、ご活用いただければと思います。

4、今般、諸般の事情により、「創価学会元職員3名のブログ」のツイッターアカウントを消去しました。

5、本ブログの「リンク」に、「■【最新動画】11・19『憲法改正論議について』長谷部恭男教授」と「■(動画)10・22学会本部前サイレントアピール(日仏共同テレビ局)」をアップしました。









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プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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3名の著作
『実名告発 創価学会』
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プライバシーに配慮し、登場人物は会長・理事長を除き、地名を使って仮名にしています
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