●㊼ 6.18(日)学会本部前サイレントアピール報告(前編)

サイレントアピール20170618①

 梅雨空に雲がかかった6月18日(日)、まるで諸天が灼熱の太陽から仏子を守ってくれているような最高の気候の中、信濃町の学会本部前でサイレントアピールを行なった。
 全国から集われた総勢71名の同志の方々と共に、威風も堂々と横断幕やメッセージボードを掲げる。
 この日、私たちは以下の4つのメッセージを横断幕に掲げた。
「本部執行部よ!即刻、創価三代の教義に戻せ!さもなくば退陣せよ!」
「日本を戦争に導く安保法制と共謀罪法の撤回のために闘え!」
「本部職員による金銭横領疑惑の真相を明らかにすべき!」
「学会のために声を上げる会員を処分するな!」


 今、本部執行部は、師匠が難しいご判断が出来なくなっていることをいいことに、創価三代が築き上げてきた思想・精神とは真逆の方向に突き進んでいる。
 信仰の根幹である教義を3年連続でコロコロと変更し、拙速かつ杜撰なやり方で、これまでの学会教学と整合が取れないようなものに変質させている。
 仏法は「体」、世間は「影」である。「体」の歪みは厳然と世間に表れる。
 創価学会が支援する公明党は自民党の片棒を担がされ、これまで違憲とされていた集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、安保法制を成立させた。
 この時、日本の「恒久平和主義」と「立憲主義」は破壊され、日本はいつの間にか戦争を肯定する国にすり替えられてしまったのである。
 さらに今般、公明党は現代の治安維持法である共謀罪法を強行成立させてしまった。
 共謀罪法は、既遂でなく共謀の段階で犯罪を成立させてしまう恐ろしい法律である。権力者の恣意的運用を許せば、国家に楯突くグループを弾圧することも可能となっていく法律である。
 公明党は「対象犯罪を676から277まで減らした」などと説明し、暴走する自民党のブレーキ役を果たしているかのようにアピールしている。
 しかしこれは国民をバカにし、欺く誤魔化しである
 共謀罪法案は過去に3度廃案となっているが、直近の2007年の自民党小委員会案の段階では、実は対象犯罪は128にまで絞られていたのである
 つまり、今回の277という数は、実に「2倍以上に増えている」のである
 「安保法制」も「共謀罪法」も、徹頭徹尾、相手への不信感に根差すものである。
 不信は必ず不信を呼び、相互不信の悪循環はとどまるところを知らない。
 弟子であるならば、師匠が築いてこられた「人間主義」「絶対平和主義」を不知恩の弟子が破壊していく暴挙を、もうこれ以上、許してはならない!
 今こそ、創価・公明の狂いを食い止めるために、自分が勇気をもって叫ばねばならない!

 この日、サイレントアピールに参加されるお一人お一人が、“自分自身が創価学会であり、今こそ師匠の仰せに適った行動を起こすのだ”との想いで、意気軒高にJR信濃町駅に集ってこられた。
 私たちが信濃町駅に到着すると、九州から来られた青年部のAさんが、キャリーバックを片手に引きながら、既に到着されていた。朝一番の飛行機で上京されたのである。
 Aさんは、本年2月の熊本座談会で初めてお会いした方である。この4日前に滝川が電話でお話した際に、「こんだけおかしなことになっていて、黙ってはいられません。自分は一人でも立つつもりです!」と熱き思いを語られ集われたのである。私たちは熱き再会を喜び合い、固く握手し合った。
 しばらくすると、九州の同志Bさんが晴れ晴れとした姿で集って来られる。Bさんも、熊本座談会で初めてお会いした方である。
 Bさんは、サイレントアピールの前日まで参加するかどうかを悩み、真剣に祈られ、前夜、私たちに一通のメールを下さった。
「先生がおられる時に、創価三代の正しい方向に変えて行こうとしてる方々と一緒に、先生のご自宅近くで闘える事が、いつまた来るかわからないと思うと、やはり今だと思い、腹を決めました。
 アホな法律が出来て、除名は何ともないけど、私も逮捕されるのかな…と思うと、不安な部分もあります。
 それでも先生や、悩んだり、迷ったりしている同志の方々に、一人立つ勇気を奮い起こしてほしいとの思いで立ちます」
と。
 私たちは、師匠池田先生の真の弟子の姿であると仰ぎ見る思いで、そのメールを何度も読ませていただいた。
 Bさんは頬を紅潮させ、「先生がいらっしゃる今しかないと思って来ました!」と固く握手をしてくださった。
 続々と全国各地から、師を胸に闘われる同志が信濃町駅に集われた。
 その中に関東の壮年・婦人部の方々の姿もあった。第2回サイレントアピールの際に、開始時間も告知していなかったにもかかわらずお越しくださり、共に立たせていただいた方々であった。
 長年、公明党を厳しく監視されてきたその壮年部の方は、「皆さんのご行動を拝見して、池田先生が築いてこられた、誠の創価学会を取り戻すことが可能なのではと希望がわいてきました。私もサイレントアピールに再び参加させて頂きます」と希望を胸に、ご遠方から来て下さったのだ。
 皆、互いに初めて顔を合わせる方々ばかりであった。しかし、師匠が理想とされる創価を創るために弟子として悔いなく行動するとの一念は、皆同じであった。信濃町駅に、しばし座談の花が咲き薫ったのである。

 午後1時、師匠のお陰で出会わせて頂いた壮婦男女そして未来部の同志と共に大誓堂前で横断幕を掲げ、いよいよサイレントアピールを開始する。
 野口が横断幕を掲げ、ふと隣を見ると、壮年Cさんが『師匠の創価に帰れ!』との手作りのプラカードをしっかりと握りしめていた。
 Cさんは、頭上に高々とプラカードを掲げた瞬間、一言「感慨深いです。」と言って目を真っ赤にして涙ぐまれた。
「池田先生がいらっしゃる学会本部で、こうして今日は同志と共に立てることが本当に嬉しいです。私は、今出来ることをするしかないと思って、今日ここに来ました。先生は、きっと見守ってくださっているように感じます!」と胸に秘めた思いを語られる。
 その左後ろには、堂々と三色旗を掲げるDさんの姿があった。
 Dさんは語る。
「昨年12月に学会本部前のサイレントアピ―ルに立ってから、地元の職員に2回も会館に呼び出され査問されました。“元職員3人と繋がり、サイレントアピールに立つことは止めるように”と言われましたが、私は、『誰かに言われてやっているわけではない。原田執行部がおかしいと感じた自分の信念としてサイレントアピールに立っている。何がいけないのか。』と伝えました。
 そしたら、なんとその職員は、私が行動することを止めさせようと説得させるために私の親や兄弟を会館に呼び出して、『もう時間はないんだ』って迫ったんです。つまり“除名処分になるぞ”と。もはや脅しです。なぜ、自分のところに来ずに、関係ない親や兄弟を呼び出すのか!」
 実に汚いやり方である。学会本部は、一人立つ会員の信念の行動を嫌悪し、本人がその行動を辞めないときは、家族や兄弟など身近な存在を使って説得を図るやり方を常套手段化してきているのである。
 理不尽な学会本部のやり方に、怒りが込み上げてならない!

 同じように、今回で3回目のサイレントアピール参加となるEさんの地域でも、組織幹部がEさんを説得するために、なんとEさんの勤務先の社長に働きかけたという。
 こんなやり方があって良いのだろうか!
 学会員である社長に、“Eさんが現執行部に敵対している活動をしている。”“学会から除名された輩との連携は悪同志であり、やめさせたほうがいい。”と、私たち3人を『仏敵』扱いして批判を吹聴していったという。
 心無い組織幹部の「このままではEさんの処分もやむを得ない。」との言葉に、社長は大変心配された。
 しかし、Eさんが誠心誠意、創価を愛する心、自分は御書と三代会長の御指導に照らし間違ったことはしていないこと、現執行部が師匠に敵対していることを社長に話すと、社長はEさんの正義感を認めてくださったという。
 それでも、組織幹部の非道な行動はおさまらない。
 次は会館にEさんを呼び出し、「執行部を批判している人には役職を任せられない」として、なんとEさんに役職解任処分を言い渡したのである。
 対話をすれば誰が正しいのかを容易に判断できることである。しかしまともな対話をしようとはせず処分である。先生がお元気な時にはあり得ない処分である。
 さらに今回のサイレントアピール直前にも、Eさんを地元の会館に呼び出し、「サイレントアピ―ルに参加するのかどうか」との確認をしたという。
 Eさんが堂々と伝える。「私は参加します!」と。
 その幹部は「今日話した内容は総県長に報告する」と言ったという。
 組織ぐるみの卑劣な弾圧に、私は怒りが込み上げてならない!!
 しかし、Eさんはいかなる処分や査問に遭っても一切動じていないのである。
「私は創価学会を批判しているのではなく、今の執行部が三代の師匠の指導に照らしておかしいと言うことが言いたい。それを処分の対象とすること自体おかしい!」と。
 一体、誰が師匠の弟子なのか!真実の弟子は誰なのか!
 私は、獅子の叫びを上げながら、サイレントアピールに厳然と立たれるこの名もなき一会員こそ真実の池田門下の弟子であると、声を大にして宣言したい!!

 大誓堂の入口側で、関西のFさんが目を潤ませて立たれている。
 Fさんは、5月に名古屋座談会で初めてお会いした際に、「午後であれば、新幹線でサイレントアピールに参加できます」とお伝えくださり、同志と共に立つこのサイレントアピールへの参加を以前から願われていた。Fさんは、今回、ようやく願いが叶ったのである。
 凛とした姿でプラカードを掲げるFさんに、メディアの方が質問する。
――「創価学会に対して物申すという取り組みをやっているのは、全国でもここだけですよね。そういう意味で関西から参加されたんですか?」
すると、Fさんは、「はいそうです。私は、安保の時に組織の方に宣言しました。『安保に反対します!』と。あの閣議決定の時におかしいなって思ったんです。それで自分なりに調べていく中で、池田先生の思いと全然違うというのが分かって、執行部がおかしいって思ったんです。」と、今の創価の狂いの元凶を厳しく糾弾される。
 さらにFさんはご自身の体験を語られる。
「私の周りは、とりあえず私が『安保反対』を宣言してから、地区の中で“私に関わらないように”いう感じになってるみたいなんです。
 でも、一緒にやってきたメンバーですので、会えば挨拶しますし、皆さん人がええんです。お人好しなんですよ。ほんで、自分の想いをはっきりと言わない方が多いんです。でもね、昔はね、何でも言ってたんです。言わさしてくださいました、先生がお元気な頃は。」
 真剣な眼差しで語るFさんの話を聞き、メディアの方は、「なんかお話を聞いていると、こう言っちゃあれですけど、戦時中みたいな」と驚愕している。
 自分の想いを語ることも許されず、おかしいことをおかしいと口にすらできない組織は、創価ではない。
 明らかにおかしな方向に進む創価・公明に対し、何も言わず黙ってしまえば、それこそ学会本部の独裁化は加速する一方である。

 Fさんの近くに、ひときわ目を引く横断幕があった。
「人間にとって最大の悲劇は悪人の暴力ではなく 善人の無関心と沈黙である」
 関東からご夫妻で来られたGさんがアメリカの人権運動の闘士マーチン・ルーサー・キング博士の箴言を力強く掲げられていた。
 Gさんは、自ら毛筆で大書きしたこの箴言に込めた思いを語られる。
「今学会が一番失われている状況がここにあると思うんです。まさに沈黙!
 上意下達の組織の中で一人ひとりが確立した自分を持たない。まさに自分で問いかけて、自分で考え、そして自分が行動するというその精神が全く失われている。
 キング牧師が問いかけた、この非暴力、ガンジーから受け渡されたこの精神は牧口先生をはじめとして、創価学会にもあったはずです。それが今まったく失われている!」
と。
 今、国家権力に迎合する本部執行部に対し「沈黙」することは悪ではなかろうか。
 己の心に誠実に向き合うならば、“創価三代の指導に照らしておかしいではないか!”と勇気の叫び声を上げるべきではないか。
 それこそが、最大の学会厳護の行動であり、師匠が創ってくださった「弟子が声を上げる時代」を生きる一人ひとりの使命の闘いであるはずである。

 大誓堂前を歩いていく方の中には、生命力漲るサイレントアピールを笑顔で見守る方や、足を止め横断幕を真剣に読まれる方、同志の勇姿を写真に撮られる方が沢山いた。
 駅から歩いて来る一群に、滝川の大学時代のクラスメート2人が歩いて来るのが見えた。クラスメートたちはサイレントアピールの列を見渡し、滝川を見つけると笑顔で手を振ってくれた。共に師のもとで学び合った同窓の友も、共に闘おうとしているように感じた。嬉しかった。本当に嬉しかった。
 民衆が真実の心の声を上げ続ければ、創価は絶対に、絶対に変わる!
 なんとしても創価を三代の軌道に戻し、真の池田門下の手によって断じて、断じて“民衆が主役の創価”に変えてみせる!

サイレントアピール20170618②(修正)
(2017年6月18日撮影)


 その他のお知らせ
1、現在係争中の「譴責処分(H23)」と「配置転換(H21~H24)」の不当性を証明する裁判の期日のお知らせ
 6月27日(火)の第8回口頭弁論期日は、無事に大勝利で終わりました。
 裁判長より、次回から合議制(裁判官3人体制)で行なう旨の説明がありました。
 9月4日までに学会本部が反論の書面を提出し、次回期日は9月12日(火)10時から東京地裁611号法廷となります。
 会員の無実と正義を証明すべく、また原田会長を始めとする本部執行部の責任を追及すべく、己身の油断、慢心を排して全力で闘い抜きます。

2、『実名告発創価学会』について
 私たちが学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。創価を愛し、創価の変革を願う方々に、学会本部変革のためのツールとして、ご利用頂ければ本当に嬉しいです。<当ブログメニューの「リンク」からご購入いただけます>
(誤字の訂正のお知らせ)
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、正しくは「2002年6月頃」でした。申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。




スポンサーサイト
リンク
プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

3名共有のメールアドレスは以下の通りです。
harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
最新記事
カテゴリ
カウンター
アクセス数
月別アーカイブ
プライバシーに配慮し、登場人物は会長・理事長を除き、地名を使って仮名にしています
検索フォーム
RSSリンクの表示