●㊵ 「沖縄・那覇座談会」の報告(上編)

 先月5月27日の夕刻、沖縄は那覇の地で、雨の予報を見事に覆し、まばゆい太陽の光が射し込むなか、座談会を盛大に開催することができました。
 日本で最も苦しめられている地域の一つである沖縄。かつて師匠は沖縄に対し、「日本で一番早い広宣流布の天地――それが沖縄である。」と万感の思いを述べられた。この日、この師の思いを我が思いとして、創価変革の決意漲る17名の同志が集い合ったのである。

 第一部では、はじめに地元沖縄で師匠を胸に孤軍奮闘されている壮年のAさんが体験談を話してくださった。
 Aさんは、高い理想を掲げて沖縄県内の大学院に進学した。必死に勉学に励むものの論文執筆の際に壁にぶち当たり、自信を失い、休学を余儀なくされる。悶々と過ごす日々が続く中で、最後は題目しかないと腹を決めたAさんは、悩み、葛藤しながら、必死にお題目を唱え続けた。そして3日経った時、不思議と尊敬する地元壮年部の先輩の顔が頭に浮かんできて離れなかったという。
 すぐにその先輩に信心指導を受けに行くと、先輩は「宿命転換するには“折伏”する以外に無いよ。」と大確信で伝えて下さった。Aさんは腹を決めた。
 早速、その先輩と一緒に“折伏”に歩き回っていくと、奥底の一念が変わったAさんに、次々と不思議なことが起こっていく。一時は諦めようかと考えた論文の執筆で、素晴らしい発想がどんどん湧き、締め切りの一ヶ月前には論文を書き上げることができたという。そして、大学院の指導教官からも絶賛され、無事に論文審査を通過し、卒業も勝ち取ることが出来たのである。
 “折伏”の凄さを肌身で実感したAさんはその後も折伏を続け、4人の友を入会に導いていった。すると、現場組織からAさんに「座談会とかセミナーに来て体験発表してください」とのリクエストが来るようになる。そしてAさんの歓喜溢れる体験談を聞かれた多くの方が、「私も折伏に挑戦します!」と言って、次々に発心されていったという。
 ところがある日、沖縄県本部の幹部職員から、「何で組織の打ち出しもないのに、勝手なことをやってるんだ。個人プレーじゃないか。」とAさんにクレームをつけられたという。とんだ言いがかりだった。Aさんは、離島の現地の学会員の方々から、「あそこの家にも行って折伏してください」「こっちにも行ってください」と言われ、連れて行かれて、皆に喜ばれながら折伏をしていたのである。
 さらに沖縄の幹部職員は、Aさんが参加していない会合の場で、「彼のやっていることは、地域の学会員さんたちが長年築いてきた信頼を壊している。」とのデマまで吹聴するようになっていった。
 有り得ない幹部職員の卑劣なデマは徐々に組織に蔓延していく。
 ついには、地元地域の学会員の方々もAさんを無視するようになり、今では村八分の状態であるという。
 しかし、Aさんの胸の中には常に、誰よりも沖縄を理解し、沖縄を愛してくださる師匠への報恩感謝の想いがあった。Aさんは最後に決意を語られる。
「佐渡御書に『外道悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食等云云、大果報の人をば他の敵やぶりがたし親しみより破るべし』とあるように、今、大果報の人である池田先生を学会の執行部や本部職員が破ろうとしているんです。
 ならば、我々、志を同じくする真正の弟子が、全国で団結して今やこの一凶と化した学会執行部をですね、僭聖増上慢を倒すべく、力を合わせて頑張って参りましょう!」

 職員の嫉妬に負けずに、断じて師弟を貫こうと決意するAさんに、盛大な拍手が送られた。

 続いて、川崎から参加した木本貴子さんが活動報告をしてくださった。
 これまでもブログで書いてきた通り、貴子さんは支部長で本部職員のB氏から、聖教新聞購読の減部の申し出を拒否された上に信仰心を否定するような暴言を吐かれ、それに声を上げたために、創価学会から除名処分を下されていた。
 除名となった貴子さんは弁護士に相談し、2012年7月27日、職員B氏から受けた精神的苦痛に対する損害賠償請求の裁判を横浜地方裁判所に提訴していた。しかし、本年4月27日、惜しくも第一審敗訴の判決が下されたのである。
 貴子さんは一歩も引くことなく、不屈の決意を語った。
「私は先日5月11日に東京高裁に控訴しました。現在、6月30日までに提出する控訴理由書の作成に全力で取り組んでいます。
 断じて逆転勝訴を勝ち取っていく決意です!自分の変革が創価の変革に必ずつながる!そう信じ、ただただ正しいと思うことを、勇気を持ってやり続けたいと思います!」

 除名という大難に一歩も引かずに闘い続けるひた向きな貴子さんの純粋な信心に、参加者から盛大な拍手が送られた。

 続いて、今回、木本貴子さんと共に現在職員B氏との裁判を闘っているご婦人Cさんが、座談会で初めて体験談を話して下さった。
 Cさんは、職員B氏に苛められている貴子さんを助けるために動き除名となった男子部Dさんのご夫人である。
 2012年、Cさんは思ってもみない形で創価学会の組織から排除されることとなる。
 夫のDさんが、貴子さんが職員B氏からいじめられた問題を地元の総県長に相談するために手紙を書くと、なぜか問題を起こした職員B氏本人から電話がかかってきた。この時、職員B氏は舌打ちを繰り返し、「総県長のところに行くな!」「お前はおかしい。偏執狂だ!」と言って、隣で聞いていたCさんが恐怖を感じるほどの荒々しい声で、がなり立てていたという。
 その後、夫のDさんは職員B氏に話し合いを求めていったが、2012年3月7日、地元の総区長から非通知で電話があり、「役職解任」「牙城会卒業」「会合参加禁止」等の処分が言い渡され、質問する余地もなく電話を切られてしまったという。
 “このまま何もしないで黙っていたら、夫の信仰は本当に奪われてしまう。これまで何でも相談し合い、先生の指導を学び合ってきた同志を守りたい!私に信仰を伝えてくれた恩人を何としても守りたい!”
 そう思ったCさんは、地元の総県長に電話をかけた。すると、なんと初めから着信拒否だったという。落胆したが、落ち込んでいても夫の処分はなくならない。
 Cさんは一晩、必死に祈り抜き、翌日支部長の職員B氏本人に電話を架けた。震える手で携帯電話を握り締め、心で題目を唱えながら、勇気を振り絞って電話を架ける。しかし、なんと職員B氏も最初から着信拒否だった。Cさんは必死の思いで職員B氏にショートメールを送る。そして、胸中で題目を唱えて待つと職員B氏から電話がかかってきた。
 Cさんが丁寧に夫の処分理由を尋ねる。すると職員B氏は興奮して、「その事についてはお話しすることはありません。こっちが被害者なんですよ。あなたねー、人を殺してもいいんですか?」と、突然Cさんを『人殺し』呼ばわりし、電話を切ったという。
 その後もCさんは何度か職員B氏に問い合わせたが、けんもほろろの対応だった。
 それから約1週間後、Cさんの携帯電話に総区長から非通知で電話があり、「会館への出入り禁止」「会合・行事への参加禁止」「幹部宅への訪問・電話・電子メールの禁止」との処分を一方的に言い渡されたという。
 この処分は、地元の総県長に連絡してから、たった9日間で下された。そして、夫と同じく一度も話を聞かれずに下された処分であった。

 その処分から1年後の2013年3月、総区長から「面談の場を持つから会館に来てください」と呼び出しの電話がかかってくる。
 不安を抱えたまま面談に臨むと、最初に総区長から、「本日はあなたの反省状況を確認するための面談です。あなたからの質問をお受けすることではありません。」と告げられる。
 初めから「反省すべき人間」とされ、質問すら許されない状況に置かれていたというのである。それでもCさんは、「もし仮に、総区長の奥さんが突然活動禁止になったら、総区長は夫として黙って見ていられないのではないですか?」と必死に伝えた。しかし、頑として押し黙り質問には答えてくれなかった。
 結局、夫の処分理由を聞くCさんには反省の態度が見られないとのことで、学会活動禁止などの処分が半年間延長された。
 そして処分から2年が経った2014年3月、今度は、新たに総区長になった本部職員から「通知書」が届く。その内容は、“反省状況を手紙に書くように。それをもとに地元総区が処分について判断する”というものだった。
 Cさんは、「なぜ夫と私の行動が常軌を逸する迷惑行為と判断され、処分が下るのか。」「なぜ職員Bさんは処分されないのか。」との質問を書いて提出した。しかし、本部職員の総区長からは、3か月経っても何の返事もない。その後も7月、10月、11月と3度の手紙を書いたが一切無視だったという。
 そうした中、同年11月27日付で「神奈川県審査会」という差出人から除名審査の通知書が送られてきた。なんと除名申請を上げたのは、本部職員である総区長であった。
 なぜ、なぜ、8か月間も無視したのちに、“除名審査”なのか。
 あり得ない本部職員の振る舞いに憤りながら、Cさんは話される。
「こんなおかしな本部職員が守られる世界は創価学会ではないと思いました。悔しくて悔しくて必死に題目を上げました。題目を上げるたびに池田先生のお姿と先生の指導が蘇ってくるのです。
 先生の指導を読むたびに、これでいい、これでいいんだと思いました。私が私に負けなければ良いのだと思いました。
 私が体験していることなど、師匠に比べればなんともない!心からそう思えました。」

 真剣な眼差しで語るCさんの覚悟を聞き、ある沖縄の同志の方は鳥肌を立てながら目を潤ませていた。
 翌月12月21日、Cさんは神奈川県審査会の面談に赴く。しかし、予定されていた1時間15分の面談のうち、職員B氏のことに関する質問は最初の20分だけであった。突然、審査員は、「Eさんというのはあなたたちご夫妻にとってどのような存在なんですか?」と、職員B氏とのやり取りとは関係のない話をし始めたという。
 “Eさん”は、夫であるDさんの中学時代の親友で、大学生の時に夫を折伏してくれた命の恩人であった。お互いの実家も近く、親同士も交流があり、まるで兄弟のように仲の良い幼馴染の関係であった。
 Cさんは、ありのままに「夫の幼馴染です」と答えたが、そこからEさんに関する質問ばかりが続いたという。「家が近いのはなぜか?」「家にどのくらい行くのか?」「Eさんの家に出入りしているのは誰か?」など、まるで何かを聞き出そうとしているようであった。
 実は、この面談のちょうど1年前に、Eさんは創価学会から除名処分されていたのである。その理由は、“学会本部が認定した「足軽会なるグループ」の中心者として、創価学会や会員に迷惑を及ぼしている”というもので、事実無根のレッテルであった。Eさんは当時、地元の地区座談会に奥さんや子どもと一緒に参加していただけで、そもそも地域の学会員の方と触れる機会すらほとんどなかったのである。
 この時、県審査会は学会本部から言われてやっているだけで、完全に誤解しているようにCさんは感じたという。それでも、審査員3名を池田先生の弟子だと信じて、「池田先生の弟子としてのご判断をよろしくお願いします」と伝えたという。
 しかし、それからわずか4日後の12月25日付で除名決定の通知書が届く。通知書には、Cさんが「足軽会メンバーを中心とするグループに所属しているか、少なくとも同調する行動をと」った。「創価学会の指導に反する独自の活動を行い、会の秩序を乱し、会や会員に迷惑を及ぼす行為を行った」と書かれていた。
 Cさんは怒りに震えながら話される。
「私は、池田先生、そして妙法に誓って、お叱りを受けるような行動は絶対にしていません。
 夫の幼馴染と家族ぐるみのお付き合いをして、何が悪いのでしょうか。人間関係を引き裂くようなやり方は、池田先生の創価ではないです。
 『除名者は悪』との決め付けは、対話もなく、従わない人間を排除する学会本部が貼ったレッテルです。
 私が13年前に感動して入会した温かい信頼で結ばれた創価学会とは真逆に変わってしまったと思えてなりません。」

 未来ある青年をいとも簡単に除名にする有り得ない話に、参加者の壮年は怒りの表情を顕わにされている。
 Cさんの声に一段と力がこもる。
「私は現在、創価学会員ではありません。しかし、私は池田先生の弟子だと思っています。こんなに素晴らしい生き方を教えてくれた師匠である池田先生に、なんとしてもご恩返しがしたい。そのご恩返しとは、本部職員のための創価学会から、師匠と会員のための創価学会を取り戻すことです。
 皆さんと強く団結し、池田先生が理想とする創価学会に、共に変えていきたいと思っています!」

 “除名”という大難に負けないCさんの金剛不壊の生命に触れて、参加者の心は奮い立った。
 強く純粋なCさんの決意に、参加者は創価変革の大勝利を強く強く確信した。夕焼けの那覇の空に盛大な拍手が鳴り響いたのである。

20170527沖縄座談会(修正) (1)




<【告知】7・17(月・祝)横浜座談会 開催のお知らせ>
 日時
  平成29年7月17日(月・祝)
  (入場開始)  午後13時00分
  (開始時間)  午後13時30分
※式次第は、間もなく当ブログで発表いたします。

 場所
  かながわ県民センター 2階ホール 
  (神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)
  http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html

※山下公園前にあります「神奈川県民ホール」とは、別の施設です。お間違えのないようにお願い致します。

 座談会参加のご連絡のお願い
 横浜座談会への参加を希望して下さる方は、参加人数をブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからお知らせいただけると本当にありがたいと思っています。
 ★連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
 お名前をお伝えいただく必要はありません。メールに一行で構いませんので、「2名参加です」「埼玉から1名で行きます」など、教えていただけると本当にありがたく思います。もちろん、連絡を下さらなくても参加していただいて構いません。

 地図
神奈川県民センター

 交通アクセス
  JR・私鉄:横浜駅の「西口」、または「きた西口」を出て、徒歩およそ5分

 当日の晴天、絶対無事故、大成功・大勝利を勝ち取るべく、全力で闘い抜き、万全の準備を進めて参ります!

 その他のお知らせ
1、現在係争中の「譴責処分(H23)」と「配置転換(H21~H23)」の不当性を証明する裁判の期日のお知らせ
 6月20日(火)に同志である弁護士の多大なるお力添えのもと、学会本部の認否反論の書面に対する反論の書面を提出することが出来ました。
 次は、6月27日(火)16時から、東京地裁611号法廷で第8回口頭弁論期日が行われます。
 「権力の魔性」の命を打ち破るべく、己身の臆病、油断、慢心を排し、全力で闘い抜いて参ります。

2、『実名告発創価学会』について
 私たちが学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。創価を愛し、創価の変革を願う方々に、学会本部変革のためのツールとして、ご利用頂ければ本当に嬉しいです。<当ブログメニューの「リンク」からご購入いただけます>
(誤字の訂正のお知らせ)
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、「2002年6月頃」の間違いでした。申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。



スポンサーサイト
リンク
プロフィール

Author:元創価学会職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

3名共有のメールアドレスは以下の通りです。
harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
最新記事
カテゴリ
カウンター
アクセス数
月別アーカイブ
プライバシーに配慮し、登場人物は会長・理事長を除き、地名を使って仮名にしています
検索フォーム
RSSリンクの表示