●㉗【中編】「中国・岡山座談会」の報告と「4・23中部・名古屋座談会」への決意

 岡山座談会第2部の懇談会は、だんだんと熱気を帯びていった。
 去年の大阪座談会にも参加して下さった正義感溢れる女子部の方は真剣な表情で皆の話に耳を傾けている。一緒に来て下さった同志の方も、時折腕を組み、怒りを露わにされている。
 ある壮年の方が、悲しみと怒りが混ざった口調で話し始める。
「学会本部では、池田先生への手紙が届くことはまずあり得ないです。
 じつは苛めを受けている知り合いから、『行ってきてくれ』って私頼まれまして、直接第一庶務に渡るような形で手紙を持って行ったんです。
 でも一切何も回答はありません。だから第一庶務の人間が多分パッと見て、ゴミ箱に入れたというようなことだと思っています。
 しかしそういう現実があるのに、地区の最前線では先生にお手紙が届くと信じているんですよね。」
 参加者からも、「検閲は間違いない!」との声が上がる。

「そこはあの、信心という部分もあると思うんです。」小平が居たたまれず話し始める。
「弟子として師匠に対する決意を手紙でお伝えすることは僕もやってきましたし、皆さんもされてきたのではないかと思います。それ自体は、すごく大事なことではないかと思っています。
 でも問題は、そうした弟子の師匠への純粋な想いというものが、本部執行部によって利用されてしまっているという点だと思うんです。」
 師を想う弟子の真心の行動は、必ず師匠に通じている。
 しかし、保身の職員幹部たちが、自分達に都合の悪いことを師匠に報告しない事態が、私たちが職員だった頃から本部の中でずっと続いているのだ。この職員幹部たちの師弟分断の行為こそ、最も問題なのだと感じてならない。
 小平は続ける。
「創価学会がおかしくなっていくと、ともすると“先生がおかしかったんだ”っていう話にまで発展しちゃう恐れがあるんです。結局、先駆して皆の為に開拓してくれた人間が最後はみんなに裏切られて、後ろから撃たれるみたいな話になってしまう。でも、それは違うんだろうなって思います。大事なことは先生が難しいご判断ができなくなった今この時に、弟子がどうするのかっていうことだと思います。
 執筆チームが書いている『新・人間革命』の昭和54年の歴史だって、先生は先生ご自身の決意として“世界へ”って、それ自体は間違ってはいないと思います。
 だけどもまずいと思うのは、後世のことを考えたのであれば当時の弟子の汚い部分、“弟子がなんでそこで立ち上がらなかったんだ”っていうような部分の振り返りも含めて、後世への教訓として書くべきところを、そういった要素を一切排除して、当時の執行部ひいては今の執行部を正当化するようなストーリーで書いていることが問題なんだと思うんです。」
 すると、川崎の同志Eさんが「ちょっといいですか」と手を上げ話し始める。
「ついに弟子が、“先生と自分”という想いで立ち上がる時が、来たんだなって思います。最後の最後、先生が“自分が命を懸けて伝え抜いた弟子たちが創価学会を護ってくれる”って、そんな思いで先生は今命を繋いで下さっているのではないかなって思うんです。
 “今、創価学会が明らかに間違った方向性に行っている”っていうことが分かる中で、どのように弟子が考え戦っていくのか。
 先生が作り上げてきたこの創価の世界を、先生が命を懸けて護ってくれた分、我々が本当に命を懸けて、護って創っていくという時代を創れるかという、すごく大事な時に来たのかなって思うんです。
 先生の最後の最後は、弟子の戦いを見守ってもらうような、そんな時代に先生がしてくれたのかなって。明らかにおかしい原田みたいな、どうやってもおかしい人間を、先生が会長に就けたわけですから。
 弟子が創価学会を名もなき民衆のものにするのかが問われているんだと思います。権力を握った職員や幹部のものにするんじゃなくてです。
 最後に先生は、先生が目指していた創価学会を弟子が創る姿を見届けられて、違う星に行って戦われるのかなっていう、そんな思いがしているんです。」
 熱き弟子の決意に、皆、頷きながら話を聞いている。
 弟子である一人ひとりが、師匠から“あなたはどうするんだ”と問いかけられる時代が、ついに来たように感じてならない。「本門の中の本門」の時代がついに来たのだと思えてならない。

 じっと皆の話を聞いていた中国方面の壮年部Cさんが、満を持して、ご自身の体験談を話して下さる。
「僕は沖縄の那覇市出身なんです。去年、沖縄の辺野古の問題やうるま市の女の子が在沖米軍の関係者に殺されてしまった問題があり、翁長県知事の呼びかけで6万人の集会がありました。そこに一人で三色旗を持って行って、6万人の中で掲げてきたんです。でも、その中に自民党と公明党は来なくて、寂しかった。」
 Cさんは愛する故郷・沖縄の平和と幸福のため、創価の生命尊厳の思想を胸に闘われている。去年の沖縄集会に出発する前には、ビデオで“牧口先生が投獄され、黒い布をかぶされているシーン”を見られ、「殉教の精神で三色旗を振ろう」と決意して臨まれたという。
 沖縄から戻った後、従来の友人でもある地元中国方面のある副会長に、その集会に参加し、三色旗を振ったことを話したという。
 すると副会長は、「お前の旗を持っていけ!」と言い放ったという。
 実直なCさんは、“俺の旗とは何だろうか”と真剣に祈り考えた。
 そして、「俺の旗はやっぱりあの三色旗と池田先生だ!そうに決まっているじゃないか!」と思ったという。
 Cさんは、しばらくして再びその副会長に会う機会があった。
 そして副会長に、「この前、私に質問されましたよね。実は、僕の旗は三色旗なんです」と改めて堂々と伝えたという。
 すると、その副会長は顔をこわばらせ、会館の事務所の中に逃げようとした。
 Cさんは「ちょっと待ってくださいよ」と副会長に声を掛け、引き止める。
 そして副会長に、「ところで●●さん、あなたの旗は何ですか」と尋ねる。
 すると副会長は、「・・・三色旗だ」と答えたという。
 どこまでも相手を想う人間主義を貫くCさんは、「同じじゃないですか!」と言って副会長と固く握手を交わした。しかし、その副会長は、“ゆでダコ”のように顔を真っ赤にして去っていってしまったという。

 Cさんの話に力がこもっていく。
「結局、牧口、戸田、池田、その後は我々一人ひとりなんですよ。
 『出でよ、10万の池田大作』と言うように、『人間主義』『ヒューマニズム』を自分の周りの地域社会に弘めていくしかないじゃないですか。
 今日は地元中国方面の方々もたくさん来ていて、これでコンタクトは取れるわけです。もう今日は新たに2人、同じ県の同志が出来ましたよ。そうやって繋がりを創りながら、『人間主義』を携えて地道にやっていくしかないですよ。
 君ら三人が本部から出たのは大きかった。マッチが点火をしたんだよ。
 大阪行って、横浜行って、東北行って、熊本行って、今回いよいよ岡山で開催して。だから我々は君たちが帰った後に、中国方面の同志たちと横の繋がりを弘めていくんですよ!」
 力強く決意を話されるCさんに、参加者から「素晴らしい!」と歓声が上がり、盛大な拍手が鳴り響いた。

 野口は感謝の想いを込めて語る。
「今年に入ってカンパを頂いたお陰で、先月は熊本座談会に行かせていただきました。そこで同志として繋がられた東京の方と福岡の方が、今日この場に一緒に来てくださっているんです!実は今、500名くらいの同志の方々と連絡が取れる繋がりが出来ていて、今年は本当に拡大していっています!」
 着実に前進している近況に、未来への確かな希望の光が差し込み、皆の顔が明るく輝く。

 Cさんは創価の人間主義を実践するために、地元で天理教の友人なども交えた座談会を開催し、共に池田先生の思想を学び合っているという。
「先生の思想って宗教を超えている訳ですよ。世界的だし、学会員じゃなくても先生を師匠と思っている人がいっぱいいる。だから人間として繋がっていくような展開をしていかないといけない。
 でも、今の学会では役職をもらうと急に人間らしさを見失い、偉くなってしまって、もう会社と一緒ですよ。
 前理事長の正木さんが言ってましたよ、“昭和54年当時は上層部の動きを知らなかったんだけど、知らなかったじゃ済まされないんだ”と。
 結局、師匠を守れなかったんだから保身ですよ保身。だから師匠が期待されているのは彼ら執行部ではなく、我々ですよ。池田先生は本物の弟子が立ち上がるのを待っているんですよ。」
 参加者は皆、「そうだ」と賛同するように深く頷いている。
 Eさんが真剣な眼差しで話す。
「今まで全部池田先生が価値付けしてくれたわけですよ。聖教新聞の啓蒙の闘いも、折伏の闘いも、“今はこんな時だよ”、“今はこんな価値があるんだよ”って、全部池田先生が価値付けをしてくれて、意義を見出してくれ、そこに闘う本質があってって、すごく充実した闘いが出来た。
 それが今は、幹部が打ち出し打ち出しで、その価値付けも全くない。ただ『やればいい』っていう流れになってしまった時に、じゃあ弟子たちみんなで『何のための闘いなのか』っていう価値付けしていく闘いっていうのを、これまで先生がされてきた闘いっていうのを、僕らがやっていかなければいけない時代に入ったんだと思うんです。
 幹部から打ち出されてドーンじゃなくて、僕たちから生み出していくっていう価値創造の闘い。師匠の教えてくれた、三代の教えてくれたこの価値創造の闘いっていうのを僕らがやる時代に入ってきたんだってことだと。」

 さらに、Cさんは聖教新聞の変貌ぶりについて語られる。
「僕ね、広告全部切り抜いたことあるんですよ。切ったらホネホネになっちゃったよ。これが世界に読ませる新聞なの?」
 ご婦人のBさんも、聖教新聞への悲憤の思いを話される。
「何年か前にテレビ欄が内側になったじゃないですか。あれって外部の方がテレビ欄だけ見て広げてもくれないから、内側に変えたらしいんですけど、テレビ欄の隣って、結局広告なんですよね。広げて見せる内容が本当にひどいです!」
 皆、真剣に話を聞いている。
 かつて私たちが広布の闘いの中で必死に握り締めてきた聖教新聞は、池田先生の熱き魂が込められ勇気と希望に満ち溢れていた新聞だった。一人の人間の偉大さを伝えてくれる新聞だった。
 しかし今、師匠がご病気で新聞を見られなくなったからであろうか。
 学会本部は油断・堕落し、聖教新聞は職員たちがご飯を食べるための一つのツールに過ぎなくなっているのではないか。まるで読むところがない。想いもない。ただ組織の大きさを誇るばかりの新聞になってしまっているように感じてならない。
 それにもかかわらず、現場には「新聞啓蒙200%」などという膨大な目標が打ち出されるのである。

 Cさんは苦渋の表情を浮かべ、「宗教ってね、実は自由がないんです。たとえばキリスト教に入ればキリスト教の教えがあるように、学会に入ったら学会の教えがあって従わなきゃならない。だから宗教を選ぶ前に、人と仲良くするだとか、人を傷つけないだとか、人間としての素養を身に着けて、それから宗教を選ばなきゃいけない。」と話される。
 すると、Eさんは語られる。
「そうですよね。つまり先生は“なぜ人を傷つけてはいけないのか”ということを理論的に教えてくれたわけです。何のためにそれが大事なのかを全部価値付けして意味を教えてくださった。だから僕らは不自由ではなく、ある意味『従いたい』つまり『実践したい』って自由に素直に思えたんです。
 それが今、原田会長にしても最高幹部の話は理論的ではないし、『従え、従え』っていうふうになってしまっていることが問題だと思うんです」

 Cさんは深く頷かれる。
「だから我々はさ、日蓮、日興、日目でしょ?牧口、戸田、池田と『三代』じゃない。その次は自分じゃないですかやっぱり。
 原田だとか谷川とかは何も関係ないわけです。中国方面のトップも僕には関係ない。それを偉そうに指導するわけですよ、学会員に。もう権威です。だから、偉くさせる周りも悪いよね。」

 師匠と自分との間に何びとたりとも入る余地はない。
 本来会員に尽くすべき使命を忘れた忘恩の本部執行部たちは、師匠と弟子の間に立ち、もはや広宣流布にとって邪魔な存在となってしまっているのではないか。

 皆の闘志が湧き上がる中、Eさんは語る。
「今、同志と話し合っているんですけど、こうやって横の繋がりを広めて、目標を決めて、みんなで学会本部の前に立って、横断幕を掲げてサイレントアピールでも何でも実際に行動を起こしていきたいと思っています。
 100人とか200人とか、300人でも、そこを目指してやっていきたいと思っています!」

 すかさずCさんが、「やっぱり1000人くらいは結集したいね!」と決意を燃やされる。

 立ち上がる時は今である!
 今、国際情勢も、政治も、狂ってきていることは誰の目にも明らかとなってきている。その狂いの元凶は、創価の根本である三代の思想を蔑ろにする学会本部にある。
 “平和ボケ”していては滅んでいってしまう。今立ち上がらねば手遅れになると感じてならない。
 ゆえに、自分が立ち上がらねばならない!師弟の精神を見失っている現本部執行部に、民衆の正義の声を届かせるのだ!
 堅実に、粘り強く、横の繋がりを創りゆく座談会に勇んで集い合い、お一人おひとりの勇気の火種を今こそ結集して参りたい!
 さあ次なるは日本の要である中部方面は名古屋の地で、権力に屈せぬ不屈の民衆が集い合い決起する座談会を、楽しく盛大に行なって参りたい!


<4・23(日)中部方面・名古屋座談会開催のお知らせ>

■ 日時
    平成29年4月23日(日)午後1時15分~4時15分終了予定

名古屋式次第2

■ 場所
    愛知県青年会館 3階 9号会議室
    (愛知県名古屋市中区栄1-18-8)
    http://www.aichi-seinenkaikan.or.jp/access.html

■ 座談会参加のご連絡のお願い
 座談会に参加を希望して下さる方はブログ上のメールフォームか以下のアドレス宛に参加人数をお知らせ頂けると本当にありがたいと思っています。
 連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
 お名前をお伝えいただく必要はありません。一行で構いませんので、「2名参加です」「静岡から1名で行きます」など、教えていただけると本当にありがたく思います。
 もちろん、参加表明の連絡を下さらなくても参加していただいて構いません。
 また連絡をしたから参加しなければならないということでも、もちろんありません。

■ 地図
愛知県青年会館アクセスマップ


■ 交通アクセス
   ・タクシーで、名古屋駅より約10分
   ・市バス:① バスターミナル9乗車、納屋橋下車
            → 名古屋東宝ビル角、南へ250m
       ② 名鉄向かい21乗車、納屋橋下車
         (注:名駅16系統、C-758系統以外は停まりません)
          → 名古屋東宝ビル角、南へ250m
   ・地下鉄「伏見駅」下車、7番口、西へ300m
     → 名古屋東宝ビル角、南へ250m
   ・駐車場について
    会館のフロントで、駐車券を購入(1日300円)
        普通車15台  室内10台 (高さ1.9M)
                室外 5台 (高さ制限なし)

 4・23(日)「名古屋座談会」の当日の晴天、絶対無事故、大成功・大勝利、を勝ち取るべく、全力で闘い抜き、万全の準備を進めて参ります!


【お知らせ】
◆先日4月18日(火)に、現在係争中である「譴責処分(H23)」と「配置転換」の不当性を証明する裁判の期日が行なわれました。
 今回より担当の裁判官が交代となり新たな裁判官の明瞭な訴訟指揮のもと、今度は私たちが相手方(学会本部)の認否反論の書面に対し反論していくことになりました。
 当日遠方から駆け付けてくださった北関東、西東京方面の同志の方々、裁判勝利を祈ってくださった同志の方々、お陰様で一歩前進の大勝利の期日とすることができました。本当にありがとうございます。
 相手方(学会本部)の書面には、“創価学会の指導に従うことが会員の活動の基本”“創価学会の指導に承服できなければ退会は自由である”とあり、今の独善的な本部の体質が顕わになっています。
 この「権力の魔性」の命を打ち破るべく、現在反論書面の作成に取り掛かっています。
 次回期日は6月27日(火)16時から東京地裁611号法廷で行なわれます。
 己身の油断、慢心を排し、断じて勝利して参ります!



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プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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