■㉚ 8・20「安保法制と憲法について考える会」に向けての私たちの決意

 8・20「安保法制と憲法について考える会」まで、あと4日となりました。
 昨日8月15日、公明党の山口那津男代表は東京都内で街頭演説し、「憲法9条の下で、厳しさを増す安全保障環境に対応するために平和安全法制(安保法制)をつくった。これを自ら否定するような議論をするつもりはない」と語った。
 さらに、「日本が自衛権を使うにしても、もっぱら他国を防衛するための集団的自衛権の行使は認めないというのが憲法の考え方だ」と述べ、安保法制の成立で、憲法9条改正の必要性がなくなったとの認識を示す。
 しかし、公明党のホームページを見ると、
「憲法第9条については、戦争放棄を定めた第1項、戦力の不保持等を定めた第2項を堅持した上で、自衛のための必要最小限度の実力組織としての自衛隊の存在の明記や、国際貢献の在り方について、『加憲』の論議の対象として慎重に検討していきます。」(「もっと公明党/政策テーマ別 分かる公明党/憲法」)と書かれている。つまり、自衛隊の存在の明記や、国際貢献の在り方については、加憲つまり『9条第3項』を加える改憲の可能性があるとの説明である。
 山口代表の「9条は変えない」との話と、まったく矛盾する内容ではなかろうか。
 それとも、「加憲と改憲は違う。加憲は改憲ではない。」と言うのだろうか。
 しかし、そうであれば、全くの誤魔化しである。仮に『9条3項』として1項目加えたとしても、『9条』全体の意味は実質的に変わってしまうことは誰が考えても容易に分かる。

 公明党が与する現政権は、ほとんどの憲法学者が「違憲である」とする集団的自衛権の行使容認の閣議決定を断行し、強行採決により安保法を可決・成立させてしまった政権である。
 しかも公明党は、師匠池田先生の平和思想に明らかに反する集団的自衛権の行使について、最初は反対の姿勢を示していたにもかかわらず転向。最終的に、可決・成立の決定打を打ったことを誰が忘れよう。
 さらに今では、「武力による抑止力を高め国際平和に貢献する」などと平然と語っている有様である。こうした発言の理解に苦しむのは私だけではないだろう。
 公明党が、またいつ主張を変遷させるのか、まったく信用できない状態であるといってよい。
 「平和」は、公明党の党是であり、最重要テーマである。しかし、主張の一貫性がない今の公明の姿に、闇の深さを感じてならないのである。
 むろん師匠が目指されてきたのは、「絶対平和」である。
 それは戦争の放棄と戦力の不保持を謳った平和憲法を堅持し、その精神と理想とを、世界の人々の心に植え付け、戦争放棄の人間世界を築くことである。
 非暴力、そして「対話」という手段で、また人間外交によって世界平和を実現することである。
 いや、そうはいってもそれは宗教上の話であり、政治の世界ではそうはいかない。宗教と政治は別だ。
 しかし、本当にそうであろうか。
 あくまでも公明党は平和を掲げる政党である。その支持母体は創価学会である。これは事実だ。
 ならば、昨今の公明党が主張する
 「武力による抑止力を高めることで世界平和を構築する」という思考が世界を平和にするのだろうか。
 「抑止力を高めることで世界平和を実現できる」という思考が、世界平和を進めてゆくのだろうか。
 いや、むしろ真逆である。
 三代の師匠はそのことを、命を削って我々弟子に教えて下さった。

「不信や恐怖に依拠した抑止論的思考を拒否する──との立場は、核兵器の使用を絶対悪と断じた戸田第2代会長の『原水爆禁止宣言』を貫く思想と相通じています。」(名誉会長)

「この国際社会に存在する戦力に対応して”自衛”できるだけの戦力をもとうとすれば、それはますます強大なものにならざるをえません。それゆえ、武力による自衛の方向は、すでに行き詰ってきているといえましょう。」(名誉会長)

「一切の軍備は撤廃すべきであるというのが、私の信念です。」(名誉会長)

 公明党の議員は師匠の弟子である会員が当選させ、その弟子の戦いによって成り立つ政党である。その「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」という理念を掲げる創価の政党が、師の思想、また世界平和とは真逆に進んで良いはずがない。
 武力で他国を威圧することが、どうして平和に繋がるのか!
 抑止力を高め、どうして対話が進むのか!
 平和の党という看板を掲げながらも、我々の師匠が命を懸けて伝えて下さる平和思想とは、完全に真逆ではないか!

 公明党という組織が政治の権謀術数の世界で戦わなければならない組織であっても、世界平和の実現には、人間と人間の心を繋ぐ「対話」、相手を信じ抜く「対話」によらなければ一歩たりとも前進しないことは当然と言えよう。

 抑止力の高まりが、人間と人間を繋ぐ対話を生み、平和を築けるというのならば、最も大きな抑止力を持てば、世界平和の実現が近づくことになってしまう。むろん、その思想の延長線には最大の抑止力である核兵器を持つかどうかという話題へと結びついていく。
 「抑止力」――仮にも平和を目指すと言うならば、政治の世界であれ人間を恐怖で抑えつけるこの思想は認めてはならないのだ!

「仏法やうやく顛倒しければ世間も又濁乱せり、仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり」

 そもそも、公明党の病根が信濃町の学会本部にあることは、明らかである。
 学会本部は、一昨年の閣議決定の時、公明党が師の平和思想を破壊する集団的自衛権行使容認に賛成したことに対し、「公明党が、憲法9条の平和主義を堅持するために努力したことは理解しています」との声明を出し、公明党の失態を擁護した。
 さらには、去年は、
「昨年の閣議決定は、憲法第九条の平和主義と専守防衛を踏まえたものであり、それに基づく法案の審議が、現在、進められているものと認識しています。その点の理解が進まず、反対されているのであれば残念です。」との声明を出し、安保法成立を後押しする。
 そして、先般の参院選では、安保法制を推進する公明党の支援を正式に決定。
 全国の学会組織に、『戦争を防ぐ平和安全法制』なる小冊子を大量に配布し、全国の会員に、「勝って師匠にお応えしよう!」と公明党支援を呼び掛け続けたのである。
 日本を戦争に参加できる国へと変えてしまった安保。ほとんどの憲法学者が「違憲である」とまで言う安保。
 それを推進する公明党を、学会本部が支えているのである。
 もはや学会本部こそが、師の平和思想を破壊する根源となっているといっても過言ではない。

 いや私は、本部は自分たちが師の平和思想を壊していることを分かっていると思えてならない。
 ゆえに、ご高齢の師匠を利用し、師の平和思想と真逆の方向に動いていることを必死に誤魔化し、会員の目を欺こうと躍起になるのである。
 先日8月11日付けの聖教新聞には、軽井沢の長野研修道場に行かれた師匠と奥様のお写真が掲載された。
 しかし、師匠はサングラスをかけられ、お顔には表情はなく、奥様の方向を向いているものの、目線や視点が一切確認できない。誰が見ても、不自然な写真である。
 “なぜ、師匠の目線や視点が分からないような写真をあえて聖教に掲載するのだろうか。”
 “なぜ、わざわざそんなに遠くから撮影する必要があるのか。”
 誰もが、そう感じる。
 本部執行部が、自分達がやりたいように組織を運営するために、師匠を利用しているように思うのは私だけであろうか。
 いや、もはや師匠を利用する本部に血も涙もない!
 師匠を利用していることに違和感すらないのだ!
 私は学会本部のやり方に、怒りが止まらない。

 もはや本部には会員の幸せを願う心はない。会員は創価学会本部の勢力を維持するためのまさに駒と変わってしまった。
 先日、7・3サイレントアピールに参加され「師の仰せに違背する安保は断固反対!」と涙を流して叫び抜いていた壮年の方から、電話を頂いた。
 突然、地元幹部から面談を呼び掛けられたという。そして幹部と会うと7・3サイレントアピールに参加した理由を尋ねてきたという。
 幹部はその壮年に、「学会本部前でサイレントアピールをやることを、池田先生が喜ばれると思いますか。」と問う。
 すかさず壮年は堂々と答えられた。
 「はい、先生は喜ばれると思います。」
 そしてさらにこう続けた「当日、もし池田先生が近くを通られたならば、『安保を推進する公明党と学会本部は間違っています』と叫ぶつもりでした。」と胸を張って語ったという。
 確信を込めて語る言葉に、地元幹部は無言になったそうだ。
 私は感動し胸が震えた。
 ただでさえ地元幹部から目を付けられている環境の苦しさは並大抵ではない。
私には分かる。断固その苦しさが分かる!
 しかし、その中で幹部に対し“師匠に胸を張ってご報告する”とまで宣言する。その勇気に、師弟不二の精神を学ばせて頂く思いだった。

 “創価は会員のために存在する!!”師からの厳命である!
 学会本部はこの師の厳命を蔑ろにするのか!
 本部がすべき事は、サイレントアピールに立つ正義の会員を詰問することではない!
 創価を思うがゆえに安保の問題に悩む会員の声を聞くことである!!
 声を聞くために対話をすることである!!

 学会の組織も公明党も、学会本部の意向を受けて動いている。
 すべての病根は、学会本部である!
 ならば、何としても、師の理想とされる創価を築くために私は学会本部を変革しなければならない!
 創価を憂える正義の同志の皆様と共に一丸となって、私は声を上げ続ける!!師の仰せを守り抜く“師弟不二の本部”へと断固として変革するために!

  一歩も引くな!
  断じて引くな!
  弟子ならば!
  攻めて 攻めて 攻めまくるのだ!!
  仏法は勝負である!
  どこまでも
  己の魔との戦いである!
  臆病との戦いである!

  “努力しても変わらない”
  “自分一人が声を上げたところで”

  ならばあなたに問いたい!
  信仰とは
  人間革命の道ではないのか!
  己心の魔との戦いに勝つ人生ではないのか!

  あなたの敵とは何だ!
  あなたの魔とは何だ!
  執行部か!
  公明か!
  組織か!

  それは違う!
  断じて違う!
  それは
  あなたが師に誓った人生を破る
  臆病だ!
  あなたの人生が正義を為すためにあることを忘れる
  諦めだ!
  師への恩返しを忘れる
  忘恩だ!
  今世で偉大な師に出会い信仰にであった意味を忘れる
  生命への冒涜だ!

  信仰とは
  師への誓いを貫く勇気だ!
  正義を叫ぶ勇気だ!

  我が人生に我が勝つまで!
  師の仰せ通りの創価に変革するまで
  私は私の誓いを貫く!
  非難され
  中傷され
  馬鹿にされ
  嘲笑されても
  私は笑顔で師を見つめ
  師への誓いを果たしたと
  私が納得する誓いの人生を
  ただただ
  歩み続ける!!

 「8・20安保法制と憲法について考える会」の式次第

8・20式次第20160816

 日時
 平成28年8月20日(土)
 (入場開始)    午後1時15分
 (会合)第1部   午後1時30分~3時
   第2部   午後3時15分~4時10分
 なお会場の使用時間を考え、撤収は4時45分とさせて頂きます。

 場所
 かながわ県民センター 2階ホール
 (神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)
 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html
 ※山下公園前にある「神奈川県民ホール」は別の施設です。

 参加予定のご連絡のお願い
 「8・20安保法制と憲法について考える会」への参加を希望して下さる方は、事前に、当ブログ宛に参加人数を教えて頂けると本当にありがたいと思っています。
 お名前をお伝え頂く必要はありません。メール一行で構いませんので、「2人で参加します」「静岡から1名で行きます」など、参加予定の人数を教えて頂けると本当にありがたく思います。もちろん、連絡を頂かなくても参加して下さって構いませんし、連絡を下さったから参加しなければならないということでももちろんありません。
 連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
 なお、会合に関するメールを下さった方には、時間がかかっておりますが必ずご返信させて頂きます。

 地図
 JR・私鉄:横浜駅の「西口」、または「きた西口」を出て、徒歩およそ5分

神奈川県民センター

 8・20「安保法制と憲法について考える会」に向けて、当日の晴天、絶対無事故、大成功を勝ち取るべく万全の準備を進めて参ります。



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プロフィール

Author:元創価学会職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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