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♠6「創価学会の教学を根底から覆す『教義改悪』を行なった学会本部」に対する提言(下)

 御金言にいわく、
「日蓮の弟子の少輔房といい、能登房といい、名越の尼などといった者たちは、欲深く、心は臆病で、愚かでありながら、しかも自分では智者と名乗っていた連中だったので、ことが起こった時に、その機会に便乗して、多くの人を退転させたのである」(御書1539頁、通解)

 日蓮大聖人の弟子の中には、師匠の大恩を忘れ、退転、反逆していった者が数多くいた。とくに大聖人が亡くなられた直後には、教団の最高幹部であった五老僧が師匠を裏切っていった。
 口では「師匠、師匠」と言いながら、慢心、虚栄の心に毒され、人間としてあるまじき忘恩背信の姿となっていった「偽物の弟子」である。
 まさに、池田先生が表舞台に立たれなくなった2010年5月以降、師弟を見失い、権力への迎合に執着する現本部執行部の姿を彷彿とさせる。
 そうした裏切りの弟子と、師弟不二を貫く「真の弟子」との決定的な違いは何か。
 池田先生は、こう仰っています。
「師の指導を、我が身に引き当てて、真摯に姿勢を正していくのか、他人事のように聞き流していくのか――。
 この『如是我聞』の一念の厳しき差に、師弟を貫いていけるか、愚かなる人間と堕ちていくか、全く厳しい勝敗の分かれ道がある。
 ゆえに、仏法は『勝負』だと仰せなのだ。」
(2006年5月20日付「随筆 人間世紀の光」)
 「如是我聞」―― 師匠の仰せを一言一句、命に刻み実現しゆく弟子の闘いこそ、日蓮大聖人の時代から継承される正しき仏法の実践だと師匠は教えられています。

 日蓮大聖人の不二の弟子・日興上人は、富士大石寺を建立し大聖人の信心を護り抜かれました。しかし、腐敗・堕落した坊主らによって、日蓮仏法は700年にして白法隠没せんとしていた。
 そして戦時下の1943年6月27日、当時の軍部権力の弾圧を恐れた宗門は、牧口先生と戸田先生を本山に呼びつけ、学会として「神札」を受けるように迫ったのです。
 しかし、牧口先生は厳として言い放った。
「学会は神札を絶対に受けません」と。
 権力に屈服せず信念を貫かれ、命にかえても仏法を護持なされたのです。
 この先師の殉教の姿こそ、創価学会の永遠の原点です。

 初代牧口先生の一念によって、日蓮仏法は護られ現代に蘇った。さらに、二代戸田先生は獄中まで師匠・牧口先生にお供し、生きて牢獄を出られ創価学会を再建。
 その後、戸田先生は不二の弟子である池田先生に後継の全てを託された。
「一生涯、お前が第3代会長だ。私の精神を受け継いだ、ただ一人の私の弟子だ」(2006年7月1日、全国代表協議会での名誉会長のスピーチ)
「私の心を分かってくれるのは、大作一人だな」(2006年8月8日、各部合同研修会での名誉会長のスピーチ)と。
 こうして、日蓮大聖人の信心は創価三代の師弟に脈々と受け継がれ、創価学会は正しき信心によって興隆、発展を遂げました。

「よき弟子をもつときんば師弟・仏果にいたり・あしき弟子をたくはひぬれば師弟・地獄にをつといへり、師弟相違せばなに事も成べからず」(御書900頁)
 日蓮仏法の根幹は、どこまでも師弟不二であることは御書に照らして明白です。
 そして、創価学会は三代会長を永遠の師匠と定めているのです。
 ならば、「2014年教義変更」についても、師匠が仰るとおり
「大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊が信心の根本であることは、これからも少しも変わらない」(1993(平成5)年9月16日、第一回アメリカSGI最高会議)との御指導のままに、師弟不二の信心を貫くことが弟子の生き方であると確信します。
 ゆえに、私たちは、学会本部なかんずく原田執行部に対し、以下の点を提言したいと思います。
提言3

 いつの時代も、清浄な和合僧団である創価学会を蝕むのは、腐敗堕落した“聖職者”である。
 現在の聖職者たる本部職員なかんずく原田執行部に対し、「創価三代の師匠の仰せに立ち返れ!」と、力の限り声を上げ抜いて参りたい!
 一切の遠慮を排し、民衆の声を突き付けていく!そうでなければ、与同罪は免れない。

「本当の立派な信心とは、創価学会の大恩を知って、創価学会を命をかけて護ることである」(2005年1月7日、本部幹部会・東海道総会での名誉会長のスピーチ)
 わが命をかけて、師匠が築かれた創価学会を断じて護る!
 師匠の思想、創価三代の教義が破壊され、温かい創価の世界が冷たく変貌させられている今こそ、弟子が立ち上がり、師匠の理想の創価を取り戻す時である!

サイレントアピール20180211①
(2018年2月11日撮影)

((上)の『♠5 「創価学会の教学を根底から覆す教義改悪を行なった学会本部」に対する提言(上)』は、一つ前の記事にアップしています。)


〈〈【大結集告知】 4・14 学会本部前サイレントアピールのお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉

 日時
 平成31年4月14日(日)
①13時から14時 学会本部前サイレントアピール
②14時30分から16時50分 サイレントアピール参加者による「座談会」(ざっくばらんに語り合う懇談会)

 場所
 ①信濃町の学会本部前 【学会本部サイレントアピール】
 ②代々木駅前の「全理連ビル貸し会議室 9階A室」 【座談会(ざっくばらんに語り合う懇談会)】

 ・(住所)〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-36-4全理連ビル
 ・(アクセス)JR山手線・総武線・都営地下鉄大江戸線
         「代々木駅」の北口駅前
※JR信濃町駅から代々木駅までは、JR総武線(新宿方面行)で2駅(乗車時間約3分)で到着できます。

・(座談会会場地図)
代々木会場 地図

 サイレントアピールに参加を希望して下さる皆さまへ
① 事前連絡のお願い

 私たちは、安全かつ合法的にサイレントアピールができるように警視庁と弁護士に相談しながら進めております。また、「昨年7月1日から施行された東京都の迷惑防止条例」についても、警視庁に確認をしましたところ、サイレントアピールは抵触することはないとの回答をいただいております。
 その上で、絶対無事故、絶対安全を期すために、参加を希望して下さる方とは、事前に個別に連携を取らせていただき、参加予定人数を掌握したいと思っております。
 つきましては、参加を希望してくださる方は、
①お名前、②ご連絡先(電話番号)、③参加予定人数を、ブログ宛にメールでお知らせ下さいますよう、お願い致します。

 簡単な一文で構いません。「滝川清志 090-****-**** 2名で参加します!」のように書いていただければ、こちらから折り返しご連絡をさせていただきますので、よろしくお願い致します。

② 参加の条件について
 「今の創価学会本部執行部が三代の師弟の精神から逸脱していると認識し、学会本部をより良く変革していこうという方
に限らせて頂きます。


〈〈各種お知らせ〉〉
1、『創価学会元職員3名のホームページ』開設のお知らせ

 ブログ読者の皆様からご意見を頂き、3名のホームページを開設いたしました。(https://harunokoime20180311.wixsite.com/mysite)
 本ブログの「リンク」の◎『創価学会元職員3名のホームページ』からも、ご覧いただけます。

2、3名の著作『実名告発 創価学会』について
 3名が学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。
 創価を愛し、三代の思想と精神から逸脱した現学会本部の変革を願う同志の皆さんに是非お読みいただきたいと思っています。
 当ブログメニューの「リンク」からもご購入いただけます。
※一点誤字の訂正のお知らせ
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、正しくは「2002年6月頃」でした。大変に申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。

3、電子書籍版『実名告発 創価学会』がKindleにて発刊!
 電子書籍版の『実名告発 創価学会』が、Kindle(キンドル)にて発刊されました。
 ひとりでも多くの学会員の方にお読みいただき、今の創価学会本部の問題を知っていただき、創価変革の端緒を築ければと思っています。

4、【12・29サイレントアピール】動画配信のお知らせ
 昨年12月29日に行ないました学会本部前でのサイレントアピールの様子が、IWJのアーカイブ記事にて動画配信されています。ブログのリンク(■12・29 学会本部前サイレントアピール(IWJ))からご覧いただけます。ぜひご利用ください。

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♠5「創価学会の教学を根底から覆す『教義改悪』を行なった学会本部」に対する提言(上)

 先月の大阪座談会で、ある壮年の方が憤りを顕わに語られた。
「2014年の教義変更は、学会の教学を土台から覆す本部執行部の暴挙であって、センセイが認められるはずがない!」と。
 その壮年の方は、「随筆『民衆凱歌の大行進27』」(2015年9月16日付聖教新聞掲載)を紹介しながら話される。
「この先生の随筆に、『法本尊』という言葉が出てくるんですが、ちょっとおかしいと思いませんか。
 学会本部が教義変更を行なったのは2014年11月です。そして、その後の教学部の解説(2015年1月)では、『日寛教学の一大秘法、六大秘法という用語は、今後用いない。』ということが明記されています。
 なのに、教義変更後に書かれたこの随筆には、『六大秘法』の一つである『法本尊』という言葉が、用いられているんです。
 ということは、“学会本部として用いないこととした『六大秘法』を、池田先生が用いている”という矛盾が生じているんです。
 この随筆を先生ご自身が書かれたとすれば、先生は原田執行部が行なった教義変更を『了承されていない』ということになる。
 それとも、池田先生の代筆をしている本部職員が矛盾しているのか?
 どちらにしても、今回の教義変更は、池田先生の仰せに反する一部の最高幹部が、師匠の了承を得ずに行なったものだと考えられると思うんです。」

 その場にいた参加者も、うなずきを深くされている。皆、少なからず疑問に思っていたことなのだろう。
 今、全国各地で、学会本部が行なった『2014年教義変更』について、「あれは改正ではなく、改悪だ!」と声を上げる学会員が後を絶たない。

 『2014年の教義変更』
 それは、「大謗法の地にある弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません」(2014年11月8日付聖教新聞)として、『信仰の根本である大御本尊を否定』する大謗法である。
 まさに、創価三代の師匠が死にもの狂いで創られた創価学会の伝統教義を、根底から覆す破壊といってもよいものである。

 かつて師匠池田先生は、大阪事件の出獄後(1957年7月17日)、中之島の大阪市中央公会堂でこう獅子吼されました。
「最後は、信心しきったものが、大御本尊様を受持しきったものが、また、正しい仏法が、必ず勝つという信念でやろうではありませんか!」(『人間革命』第11巻 『大阪』の章)と。
(※現在、学会本部は、この「大御本尊」の「大」の字を音声データから削除し、書籍も改ざんしている。)
 また、創価学会が日蓮正宗大石寺から「破門通告書」を突き付けられ『魂の独立(1991年11月28日)』をした以降も、師匠は明確に宣言されています。
仏敵日顕が支配している大石寺は、大聖人の魂が住まわれていない身延のごとく、『謗法の地』と化してしまった。
 今、大石寺に参詣すれば、功徳があるどころか、大聖人のお叱りを受けて、罰を受けるだけである。
 一閻浮提総与の大御本尊が、信仰の根本であることは、少しも変りない。

 しかし、大御本尊に御目通りするために日顕に供養することは、日顕の謗法を容認することになる。謗法の僧を支えれば、同じ罪を得てしまう。『与同罪』といって、いわば共犯者になるのである。」
(1993年11月7日、「『魂の独立記念日』祝賀の最高協議会」でのスピーチ、【池田大作全集83巻収録(絶版)】)

 つまり師匠は、「謗法の地と化した」日顕宗を厳しく糾弾なされた上で、それでも一閻浮提総与の大御本尊が、信仰の根本であることは、少しも変りないと、一貫して『大御本尊根本』を明言されているのです。
 しかし、こうした師匠の仰せに対し、原田会長による「大石寺が大謗法の地と化したから、大御本尊を受持の対象にはしない」との『2014年教義変更』の論理は、まったく真逆なのです。

 さらに、原田会長は、「末法の衆生のために日蓮大聖人御自身が御図顕された十界の文字曼荼羅と、それを書写した本尊は、すべて根本の法である南無妙法蓮華経を具現されたものであり、等しく『本門の本尊』であります」(2014年11月8日付聖教新聞・「『創価学会会則 教義条項』の改正について」)との独自の本尊論を展開。
 言うなれば、“他宗教の謗法の寺だったとしても、「大聖人御図顕の本尊は全て本門の本尊」である”という「己義」を構えたのです。
 まさに「本尊雑乱」を招く改悪であると、私は確信しました。

 この原田会長の己義によって無理が生じたのか、学会本部は「2014年教義改悪」から2か月後に「教学部による補足解説」として、以下の内容を聖教紙上に掲載しました。
「『日寛上人書写の御本尊』も『弘安2年の御本尊』も等しく『本門の本尊』であるが、『弘安2年の御本尊』は、大謗法と化した他教団の大石寺にあるから、受持の対象としない」(2015年1月30日付聖教新聞)と。

 つまり、池上本門寺や身延山久遠寺などの謗法の寺にある『大聖人御図顕の御本尊』と、それを書写した御本尊については、「等しく『本門の本尊』である。」としておきながら、大石寺にある「弘安2年の御本尊」だけは「受持の対象としない」と特筆しているのです。
 その目的は、「大石寺のみを切り離す」ということに他ならない。
 私は、そこには、昭和54年に日顕宗の坊主らと結託し、師匠を第三代会長の座から追い落とした当時の秋谷前会長や原田現会長の「負い目」を感じてならないのです。

当時、最高幹部だった秋谷栄之助氏、原田稔氏は、師匠を守らず会長辞任に追いやっておきながら、なんとその日に自らは副会長となっているのです。
 特に原田現会長は、昭和54年の自らの敗北を一言たりとも口にせず、結局は今も隠し続けているのです。
 しかし、どれだけ逃げ隠れしようとも、真実は隠し通せるはずがありません。
 池田先生は厳然と、真実の歴史を書き残してくださっています。
「幹部たちは、宗門と退転・反逆者の策略に、完全に虜になってしまったのである。
情けなく、また、私はあきれ果てた。
戸田会長は、遺言された。
『第三代会長を守れ! 絶対に一生涯守れ! そうすれば、必ず広宣流布できる』と。
この恩師の精神を、学会幹部は忘れてしまったのか。なんと哀れな敗北者の姿よ。
ただ状況に押し流されてしまうのなら、一体、学会精神は、どこにあるのか!」
(1999年4月27日付「随筆 新・人間革命79 嵐の『4.24』」。※この随筆を収録した『随筆 桜の城』は絶版)

 こうした過去の「敗北の歴史」に蓋をしたい原田執行部が、「日顕宗との一切の決別」を図ったのが「2014年の教義改悪」である。

 さらに、学会本部は今回の教義変更について、
「今回の改正は、『魂の独立』から23年、世界広布の伸展の時代的要請に応えるため、日蓮大聖人の仏法の本義に立ち返って、従来の教義解釈を整理し直したものである。したがって、教義の変更ではなく、教義の解釈の変更と位置づけられるものであるなどと姑息な言い訳をしている。
 そうすることで、大した変更ではないかのように学会員の目を欺き、“きっと池田先生も了承していることだろうから、学会本部が間違ったことをするはずがない”と思い込ませているように感じるのです。

 信仰の根本である大御本尊を否定した教義変更について疑問を感じたある学会員の方は、学会本部宛に問い合わせの電話をかけたそうです。
 すると、電話応対に出た本部職員は、なんと「電話口でしばらく沈黙」であったという。
 今の学会本部は、「2014年の教義変更」について誰もが納得する説明ができない、というのが実態なのです。

((下)の『♠6 「創価学会の教学を根底から覆す教義改悪を行なった学会本部」に対する提言(下)』は、最新記事としてアップしています。)


♠3 「創価三代の指導に違背する学会本部」に対する提言(上)

 先月2月13日、通称「ひとりの学会員」こと愛知県の天野達志さんに対し、ついに「除名処分申請」という、創価学会員としての斬首の刃が向けられました。
 創価学会を変革しようと闘う尊き同志に対する除名申請は、埼玉壮年部の篠澤協司さん、婦人部の鎌田有子さんに続いて、天野さんで3人目となります。
 しかも、除名申請の理由は、「原田会長を中心とする本部執行部の『批判』をした」という、篠澤さんや鎌田さんと同じ理由です。
 しかし、天野さんは本部執行部に対して、なにも「批判のための批判」をしていた訳ではありません。
 ここ数年、創価学会本部特に原田執行部が、創価学会の本来の理念である「絶対平和の思想」に違背し、戦争や武力行為を容認する『安保法制』を推進したり、公明党が与党にいるにもかかわらず、日本が『核兵器禁止条約』に賛成しないことに対して何らの声明すら出さない消極的な態度に留まっていたりしている。その“師弟相違のズレ”に対し、天野さんは一信仰者として、一弟子として「勇気の声」を上げていたにすぎないのです。

 そもそも「本部執行部」への「批判」を理由に除名申請すること自体、常軌を逸した行為だと思えてなりません。
 「創価学会の永遠の指導者」である池田先生は、第三代会長であった当時、創価大学の学生を前に、こう御指導されています。

「私が申しあげたいのは、創価大学に対しても、創立者に対しても、批判をしてはいけないということは一つもありません。いくらでも批判してけっこうです。
 また、私はご存じのように創価学会の会長であります。創価学会に対しても、信仰についてもいくらでも批判しても結構です。
 大学としても、学会としても、また私としても、反省すべきことは反省しなくてはならないし、改めるべき点はいさぎよく改めねばならない。諸君が創価大学に学んでいるのだから大学のことをはじめ、すべてに対して厳しい発言ができないなどという考えは、誤りである。
 皆さんが真剣に物事を思索し、言いたいことがあれば、何を言ってもよいし、いかなることを論じてもよい。自由奔放であっていただきたい。これだけは、はっきりと申し上げておきます。」
(1972年7月6日)

 このように池田先生はご自身に対しても、また創価学会に対しても、さらには創価学会の信仰に対してでも、「いくらでも批判をして良い」と明確に述べられているのです。
 ゆえに、会員の已むに已まれぬ声を抑えつけようとする現在の学会本部の行為は、師匠池田先生の御指導に反する根本的に間違った行為であることは明らかです。

 さらに池田先生は、批判を受ける側の幹部に対しては、次のように具体的に御指導されています。

「組織には、自由闊達にものが言える雰囲気が大事である。感情的な議論ではなく、何でも語り合う風通しの良さが、絶対に必要である。会員が意見を言いにくい、重苦しい圧迫感を与える幹部であってはならない。人を抑えつける独善は仏法の精神と正反対である。」(2001・8・19)

「何でも言える雰囲気が大事である。そういう組織が伸びる。
 立場が上であるほど、自分から皆の話を聞いて、一つ一つ応えていかねばならない。疲れるかもしれないが、それが指導者の責任であるからだ。
 何も言えないような雰囲気では、最低の組織である。」
(2005.11.15付聖教新聞、創立75周年記念本部・海外最高協議会でのSGI会長のスピーチ〔上〕)

「学会をよくするためには、どんなことでも、勇気をもって上に言い切っていきなさい。
 そして上の人間は、そうした正しい意見をよく聞いていけ!
(2007年6月19日開催、本部幹部会・青年部幹部会での指導)

 つまり、幹部・特に最高幹部である本部執行部においては、会員からの批判や厳しい意見に耳をふさぐのではなく、「会員の話を真摯に聞いていくべきである」と明確に述べられています。
 この師匠の御指導を根本に組織運営をしていくならば、広宣流布のために「建設的な批判」をする同志の「首を斬る(除名)」という発想自体、思いつくはずがありません。
 むしろ本来は、反対意見が出ること自体が本当に有難いことです。意見を言ってくれる会員の声に耳を傾け、互いに率直に語り合う中で、新たな価値を創造し、前進していくことができるのが、本来の創価学会の在り方だと思うのです。

 しかし、現在の原田会長を中心とする本部執行部は臆病と保身に陥り、こうした師匠の御指導を完全に無視し、会員の已むに已まれぬ声や意見にまったく耳を傾けようとしません。
 そればかりか声を上げる会員に対して、地元組織の幹部が派遣され、「今後も本部執行部を批判するサイレントアピールに参加するのですか?参加するなら“処分”もありえます。」と、あろうことか「処分」という組織の権力を使って、会員を脅すのです。
 挙句の果ては、率先して声を上げている会員を『見せしめ的』に処分し、他の会員に「声を上げると処分が下る」というイメージを植え付ける。これ以上、他の会員が声を上げないようにしてしまうのです。
 会員の話を一切聞かず、師匠の御指導も御書も引かずに、ただ「学会本部の決定に従え!」と力ずくで抑えつける。
 もはや完全に師匠の御指導に違背しているのです。

 師匠は明確におっしゃっています。
「幹部のための学会ではない。会員のための学会である。断じて、学会員を苦しませてはいけない。
 そのためにも、おかしな幹部がいれば、皆で声をあげていくのである。
 『学会の指導と違うではないか!』『師匠の言っていることに反しているではないか!』と。
 そうやって皆が強く叱咤・激励して、立派な指導者をつくっていけばいいのだ。
 『下』から『上』を動かしていけ! ── それが牧口先生のご指導であった。」
(2006年10月25日、全国代表者会議)

 どこまでも学会員こそが、創価学会の主役です。本部職員や幹部が主役ではないのです。
 そして創価学会は、永遠に創価三代の師匠の精神、思想、実践を原点とし、根本として進んでいく団体です。
 日蓮仏法は、「万人が『仏』である」と説いており、創価学会の会長である原田稔氏は、『仏』である会員に誰よりも仕えるべき立場の人間なのです。
 その原田会長が、会員の話を聞くこともなく、会員が次々と除名処分されている組織の実態を容認するなど私はあってはならないと思うのです。
 本部執行部に対して批判や建設的な意見を言うことは、師匠の御指導にのっとった行為であり、褒められることはあっても、除名処分にされるなど絶対にあってはならないのです。
 今、創価学会本部は、かつて宗門が創価学会員をいじめたことと同じことを、心ある学会員に対して行っているように感じてならない。
 会員同志に対する「除名処分」や査問、村八分にするといった会員いじめ。これら「会員弾圧」は、創価三代の御指導に照らし、絶対に絶対に間違っているのです。

((下)の『♠4 「創価三代の指導に違背する学会本部」に対する提言(下)』は、既にひとつ前の記事にアップしています。)



♠4 「創価三代の指導に違背する学会本部」に対する提言(下)

 現在の創価学会は、会内では、会の発展を想い已むに已まれぬ思いで声を上げる会員に対し、心ない「査問」「処分」などの「会員いじめ」が横行しています。
 そして会外では、本来の理念である絶対平和の思想に反する「安保法制」を推進したりするなど、その「狂い」は誰の目にも明らかです。
 こうした「狂い」の原因は、現在の原田会長を中心とする本部執行部が、「永遠の指導者」である池田先生の御指導をないがしろにしていることにあると思えてなりません。
 原田執行部は今、創価学会の原点であり、根本中の根本である師匠池田先生の御指導を次々と改ざんしたり、ご著作を絶版にしたりしている実態があるのです。

 一昨年、聖教新聞に掲載された小説「新・人間革命」『大山の章』では、昭和54年の池田先生の会長辞任の理由まで改ざんされてしまいました。
 以下の文章は、昭和54年4月22日における山本伸一の心情が書かれた場面です。

彼(山本伸一)にとって法華講総講頭の辞任も、学会の会長の辞任も、もはや未来のための積極的な選択となっていた。
 もちろん辞任は、宗門の若手僧らの理不尽な学会攻撃に終止符を打ち、大切な学会員を守るためであった。しかし、『七つの鐘』が鳴り終わる今こそ、学会として新しい飛翔を開始する朝の到来であると、彼は感じていた。
 また、これまで十分な時間が取れず、やり残してきたこともたくさんあった。世界の平和のための宗教間対話もその一つであったし、功労者宅の家庭訪問など、同志の激励にも奔走したかった。
(新・人間革命30巻上61頁)

 このように、まるで池田先生(山本伸一)が、「広宣流布を進めるために積極的に会長職を辞任した」かのように書かれているのです。
 しかし、池田先生の会長辞任の理由は、当時の「宗門問題の責任」を師匠がただお一人で背負われ、坊主らにいじめられている会員を守るため、已むに已まれず辞任せざるを得なかったというのが真実なのです。(随筆「嵐の『4・24』断じて忘るな!学会精神を」参照)
 言い換えれば、宗門問題の全ての責任を師匠に負わせてしまった「弟子の敗北の歴史」です。師匠が積極的に会長職を辞任したのでは決してありません。
 池田先生は昭和54年の会長辞任について、かつて以下のようにスピーチされたことがありました。

「戸田先生は、遺言された。
第3代は、一生涯、会長として指揮を執れ!
 第3代が、一生涯、会長として指揮を執ることこそが、創価学会の常勝の道である』
 第3代会長を、皆で一生涯、護れば、必ず広宣流布できる――これは、執行部が、皆、戸田先生から厳命された遺誡であった。
 しかし、名聞名利に溺れ、嫉妬に狂い、権力の魔性に屈した人間たちが、第3代の私を追い落とし、迫害し、学会を乗っ取ろうとした。
 その陰には、提婆達多のように卑劣な謀略の輩に誑かされた最高首脳がいたことは、よくご存じの通りだ。」
(2007年8月9日、全国最高協議会)と。

  『第3代は、一生涯、会長として指揮を執れ!』――これが戸田先生の厳命された遺訓です。このことからも池田先生が積極的に会長を辞任することなどあり得ないのです。
 そして、『第3代会長を、皆で一生涯、護れば、必ず広宣流布できる』――この戸田先生の遺訓は、当時の学会本部の最高首脳に対する厳命だったのです。
 それにもかかわらず、当時の最高首脳たちは「卑劣な謀略の輩に誑かされ」、戸田先生の厳命を護らずに、第3代会長の池田先生を会長職から辞任させてしまった。
 これが、師匠が語り残された「真実の昭和54年の歴史」なのです。二度と弟子が忘れてはならない命に刻むべき重要な歴史なのです。
 さらに、忘恩の北条浩第4代会長を中心とする当時の本部執行部は、宗門の悪坊主に言われるがままに、
「池田先生を先生と呼んではいけない」
「池田先生に会合で話をさせてはいけない」
「聖教新聞に池田先生の指導を載せてはいけない」

と組織に徹底し、師匠である池田先生と弟子である学会員との絆を分断していきました。
 現会長の原田稔氏も、昭和54年4月24日に北条浩新会長と共に、新任の副会長に任命された最高幹部の一人であり、「卑劣な謀略の輩に誑かされ」「第3代の池田先生を追い落とし、迫害し、学会を乗っ取ろうとした」人間の一人でした。
 あれから40年、本来ならば原田会長は師匠が動けなくなった今こそ師匠への忘恩の歴史を取り戻すべく戦う時が来ているはずなのです。今こそ師匠の思想を護るべく戦わなければいけないはずなのです。
 しかし、今もなお、自らの忘恩・裏切りの過去を反省しない原田会長は、「新・人間革命 大山の章」を使って、“師匠は、創価学会の未来を見据えて会長職を弟子に託し、世界を舞台に闘いを開始された”という「美談」を作出し、自らが師匠池田先生を裏切った事実を隠ぺいしてしまっている。

 さらには、原田執行部は、後世に永遠に残すべき池田先生の御指導の集大成である「池田大作全集」を絶版にし始めている実態があります。
 先日、私は師匠の御指導を後世に残すために、『池田大作全集』を全巻そろえようと思い、聖教新聞社に「現在、購入できる池田大作全集の巻数」を問い合わせました。すると信じられない事実が判明しました。
 「池田大作全集」全150巻のうち、すでに合計95巻が在庫切れで、もう増刷の予定はないということが分かったのです。つまり、事実上の「絶版」ということです。

 もともと「池田大作全集」には、2006年5月以降の池田先生のご指導が収録されていないという問題がありました。
 2006年5月以降、師匠は職員全体会議の場において、学会本部内の不祥事や悪い職員幹部に対して、厳しい御指導を何度もされています。当時、本部職員であった私たちはそうした御指導をリアルタイムで拝聴し、また後日の聖教新聞でも学んでまいりました。
 しかし、「池田大作全集」には、そうした2006年5月以降の職員や幹部に対する厳しい御指導が一切掲載されていないのです。
 たとえば、2008年当時の、以下のような御指導は全集には収録されていません。
「もし将来、学会の中に悪い人間が出るようなことがあれば、皆が心を合わせて、一体となって戦うのだ。
 “三代の会長は、こう言っていた。あなたのやっていることは、おかしいではないか!”
 “私は師弟の精神を教わってきた。師匠から、長年にわたって指導を受けてきた。あなたの言っていることは、それと違うではないか!”
 そう言って、立ち上がるのだ。絶対に、悪人を、いい気にさせてはならない。断じて見逃してはならない。」
(2008年3月1日付聖教 婦人部最高協議会より)

 学会の永遠の発展にとって重要な、幹部に対する厳しい師匠の御指導が「池田大作全集」には収録されていないのです。
 こうした御指導が広く会員にも普及されれば、現本部執行部に対する会員の目も厳しくなることは当然です。
 まるでそうした事態を避けるかのように、2006年5月以降の御指導が収録されていない実態に、原田執行部をはじめとする本部職員幹部たちの保身を感じてならないのです。

 池田先生は、師匠である戸田先生のご指導を一言一句書きとどめられ、すべて、後世に残して下さいました。
 そして、今度は池田門下の私たちが、いよいよ師匠の御指導を一言一句も漏らさずに、世界に広めていく時代が到来したはずなのです。
 それにもかかわらず、原田執行部は、師の御指導を改ざんしたり、絶版にしようとしている。
 原田執行部は、一体全体何がしたいのか?
 私は、本部職員たちが池田先生の御指導を私物化し、自分たちの地位の存続のために利用しているのではないかと思えてなりません。

「日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべし」(御書961頁)

 日蓮大聖人の御在世当時もそうでした。不知恩かつ臆病・保身の五老僧は、日蓮大聖人の御指導、御精神を捻じ曲げ、我流の説法を始めていきました。
 私には現在の原田執行部がやっていることも、五老僧と同じであると思えてなりません。
 公明党の腐敗と堕落。そして、原田執行部による指導の改ざん。
 結局、「師匠、師匠」と口では叫んでいても、原田執行部は保身と臆病の心に敗れてしまっていると感じてなりません。
 創価学会の信心は、どこまでも日蓮大聖人の精神と実践を貫かれた創価三代の師匠の「師弟不二の精神」「死身弘法の実践」が根本です。
 ゆえに、「師弟不二の精神」を具現化した師匠の御指導を改ざんしたり、隠蔽したりすることは、創価学会の正統性を自ら放棄することと同じであると気づくべきです。

 ゆえに、私たちは、原田執行部に対して、以下の点を提言したいと思います。
提言2

 創価学会が永遠に守り、弘めるべきは「師匠池田先生の御指導」です。
 ゆえに私は声を大にして叫び抜きたい。
 「常に師匠池田先生の御指導に立ち帰れ!」
 「どこまでも師匠池田先生の御指導の通りに行動せよ!」と。


〈〈【告知】3・31(日)関西・大阪座談会のお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉

 日時
 平成31年3月31日(日)13:00~(終了は16時45分の予定)

 場所
 新大阪丸ビル 新館8階 804号室

 (住所:大阪府大阪市東淀川区東中島1-18-27 丸ビル新館)
※新大阪丸ビルの本館や別館ではなく「新館」ですので、お間違えの無いようご注意下さい。

 関西・大阪座談会に参加を希望して下さる方へ
①事前連絡のお願い(なるべく)
 「座談会」に参加を希望して下さる方は「参加人数」をブログ上のメールフォームか、以下のアドレスからメールでお知らせ頂けるとありがたいと思っています。
 ★連絡先(メールアドレス):harunokoimejapan20150831@yahoo.co.jp
 お名前は有っても無くても構いません。メールに一行で良いので、「1名参加」「兵庫県から2名で行きます」など教えて頂けると本当にありがたいです。
 もちろん連絡を下さらなくてもご参加下さって構いません。

②参加の条件について
 「今の創価学会本部執行部が三代の師弟の精神から逸脱していると認識し、学会本部をより良く変革していこうという方」に限らせて頂きます。

③お願い
1.参加される方のプライバシー保護のため、一切の撮影、録音は禁止とさせて頂きます。
2.当日は会場入り口で簡単な荷物チェックを行なわせて頂きます。
3.集会の攪乱行為や進行妨げ行為があった場合は、すぐに退場していただきます。場合によっては警察に通報するなど厳しく対処させていただきます。
4.ストーカー行為や盗撮行為などの人権を蹂躙する行為があった場合は、発見次第、すぐに警察に通報し、厳しく対処させて頂きます。

 地図
新大阪丸ビル新館 地図

 アクセス
・新大阪駅 東口から 徒歩2分


〈〈【緊急告知・大結集】 4・14 学会本部前サイレントアピールのお知らせと、ご参加の連絡のお願い〉〉

 日時
 平成31年4月14日(日)
 ①13時から14時 学会本部前サイレントアピール
 ②14時30分から16時50分 サイレントアピール参加者による「座談会」(ざっくばらんに語り合う懇談会)


 場所
 ①信濃町の学会本部前 【学会本部サイレントアピール】
 ②代々木駅前の「全理連ビル貸し会議室 9階A室」 【座談会(ざっくばらんに語り合う懇談会)】
 ・(住所)〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-36-4全理連ビル
 ・(アクセス)JR山手線・総武線・都営地下鉄大江戸線
「代々木駅」の北口駅前
※JR信濃町駅から代々木駅までは、JR総武線(新宿方面行)で2駅(乗車時間約3分)で到着できます。
  ・(座談会会場地図)
代々木会場 地図

 サイレントアピールに参加を希望して下さる皆さまへ
① 事前連絡のお願い
 私たちは、安全かつ合法的にサイレントアピールができるように警視庁と弁護士に相談しながら進めております。また、「昨年7月1日から施行された東京都の迷惑防止条例」についても、警視庁に確認をしましたところ、サイレントアピールは抵触することはないとの回答をいただいております
 その上で、絶対無事故、絶対安全を期すために、参加を希望して下さる方とは、事前に個別に連携を取らせていただき、参加予定人数を掌握したいと思っております。
 つきましては、参加を希望してくださる方は、
①お名前、②ご連絡先(電話番号)、③参加予定人数を、ブログ宛にメールでお知らせ下さいますよう、お願い致します

 簡単な一文で構いません。「滝川清志 090-****-**** 2名で参加します!」のように書いていただければ、こちらから折り返しご連絡をさせていただきますので、よろしくお願い致します。

② 参加の条件について
 今の創価学会本部執行部が三代の師弟の精神から逸脱していると認識し、学会本部をより良く変革していこうという方に限らせて頂きます。


〈〈各種お知らせ〉〉
1、学会本部との労働裁判について
  【判決の言い渡し】
 昨年12月19日に、2年9か月にわたって行なってきた学会本部との労働裁判が一段、結審となり、本年、3月26日(火)13時10分、東京地裁611号法廷にて、判決の言い渡しが行なわれます。
 すべて支えて下さった同志のおかげで今日まで闘い抜くことができました。心から感謝申し上げます。お題目をあげ抜き、創価変革のための闘いを闘い抜き、断固、当日の勝利を勝ち取って参ります。

2、『創価学会元職員3名のホームページ』開設のお知らせ
 ブログ読者の皆様からご意見を頂き、3名のホームページを開設いたしました。(https://harunokoime20180311.wixsite.com/mysite)
 本ブログの「リンク」の◎『創価学会元職員3名のホームページ』からも、ご覧いただけます。

3、3名の著作『実名告発 創価学会』について
 3名が学会本部の中で体験してきた事実を書いた著書『実名告発 創価学会』が好評販売中です。
 創価を愛し、三代の思想と精神から逸脱した現学会本部の変革を願う同志の皆さんに是非お読みいただきたいと思っています。
 当ブログメニューの「リンク」からもご購入いただけます。
※一点誤字の訂正のお知らせ
 36頁9行目の「かつて2006年6月頃、師匠は本部職員の全体会議で」の日付が、正しくは「2002年6月頃」でした。大変に申し訳ありませんが訂正をお願い申し上げます。

4、電子書籍版『実名告発 創価学会』がKindleにて発刊!
 電子書籍版の『実名告発 創価学会』が、Kindle(キンドル)にて発刊されました
 ひとりでも多くの学会員の方にお読みいただき、今の創価学会本部の問題を知っていただき、創価変革の端緒を築ければと思っています。

5、【12・29サイレントアピール】動画配信のお知らせ
 昨年12月29日に行ないました学会本部前でのサイレントアピールの様子が、IWJのアーカイブ記事にて動画配信されています。ブログのリンク(■12・29 学会本部前サイレントアピール(IWJ))からご覧いただけます。ぜひご利用ください。


♠1 「創価学会の公明党支援」に対する提言(上)

 先日、初めて頂いた創価学会員の方からのメールに、次のような質問がありました。
読者からの問い

 この質問の内容は、多くの学会員の方が抱えている思いではないかと感じてなりません。
 そして、真剣に公明党を支援してきた学会員の方だからこそ抱く、切実な悩みであると思いました。

 本年、公明党が政権与党の一角を担うようになって20年となります。
 しかしその間に、公明党は「権力」の甘い汁に酔いしれ、自民党の腰巾着になり下がってしまったように感じます。
 2014年には「集団的自衛権の行使容認の閣議決定」に加担し、あろうことか、憲法9条の意味を変質させてしまいました。
 さらに2015年には、本来の憲法9条に反する、“戦争(武力行使)を容認する『安保法制』”を、自民党と共に可決・成立させました。
 その他、原発再稼働、特定秘密保護法、共謀罪法、辺野古基地建設、カジノと、公明党は次々と可決・成立させてきたのです。
 私は、この一連の公明党の動きは「立党の意義」を裏切る大暴挙であると感じています。その理由を以下に述べたいと思います。

■ 『公明党出現の意義』=『恒久平和の建設』

 公明党は創価学会を母体として、1964(昭和39)年11月17日に誕生しました。
 そして、『公明党出現の意義』について、党の創立者である池田先生(当時、創価学会第3代会長)はこう明言されています。

「誰人も幸福と平和を願わぬものはいない。
 しかもなお、平和の道は、なぜかくも険しいのであろうか。
 『戦争と平和』は、逃れがたき人間の宿命であろうか。
 今こそ人類は、この課題に、根本的にとりくまねばならぬ時が来たのである。
 すなわち宇宙時代にふさわしい世界観。新しい指導理念の確立がなされねばならない。
 こうした時代の切実な要求にこたえて、生命論の真髄である王仏冥合の理念を根底に、恒久平和の建設をめざして出現した政党が、公明党である。」

(★1964年『政治と宗教』)

 こうした池田先生の人知れぬ葛藤の中から公明党が誕生したことを忘れてはなりません。
 つまり、仏法の慈悲の精神を根底にした、「恒久平和の建設」にこそ、公明党の出現した目的があると言われているのです。
 そして池田先生は、「いかにして『恒久平和の建設』を推進していくのか」について、これまで一貫してこう述べられています。

「私どもは、これまで恒久平和主義を掲げた日本国憲法を一貫して守り抜く姿勢をとってまいりました。それは単に日本一国のためというより、平和憲法の精神と理想とを、あらゆる国々、あらゆる民族の心に植えつけ、戦争放棄の人間世界を広げることこそ、恒久的平和への確かな道と信じているからであります。(中略)
 要は時代の趨勢を人類共同体的方向へ強力に向かわせることです。そのリーダーシップを日本こそがとらねばならない。したがって、我が国の進路は、平和憲法を基盤にした平和国家の道であります。」

(★『池田大作全集1』122~123頁)

「日本国憲法のもっとも重要なポイントは“平和”であり、平和憲法ということこそ、この憲法の最高に誇りうる栄冠であると私は考える。
 同時に――核戦争の恐ろしさに脅える現代世界にあって、未来への唯一の希望を育てていける道も、この憲法の精神を、日本民族がひろめていくか、どうかにかかっているといってもよかろう。」

(★1979年5月3日『青春抄』:平和憲法と日本)

我が国の平和路線として、第一に挙げなければならないことは、平和憲法を徹底して遵守するということ、それと同時に、平和憲法の精神を共有財産にまで高めていくことであろう。」
(★1979年2月「二十一世紀への平和路線」『創大平和研究』創刊号)

 池田先生は、日本国憲法の平和の理念を活かしながら、世界の平和と人類の幸福を実現しようと御構想されていたのです。
 このような池田先生の重要な提言を、『平和』の旗を掲げる公明党議員たちが知らないはずがありません。
 さらに、池田先生は日本国憲法の中でも、特に平和主義の要となっている「憲法9条」「改正」に対しては、以下のように、断固として反対の声明を出されています。

「――憲法改正について。
名誉会長:大事なこと問題はあせらない方がいい。平和憲法は世界に評価された。簡単に改正する考えは持つべきでない。特に九条は(文言を含めて)堅持した方が得だ。(ほかの条文も)あまり悪い点はない憲法だ。
(★「2001年7月4日付読売新聞 池田名誉会長インタビュー」より)

「岩見特別顧問:仮に首相公選制を導入するとなると、憲法改正を必要としますね。
池田氏:そうなんです。私は絶対に第9条だけは変えてはいけないと思います。その他は、やむを得ない場合があるかもしれないが。
岩見:憲法を見直すこと自体はいいと。
池田氏:その通りです。議論は結構だ。9条は変えてはいけない
(★「2001年9月25日付毎日新聞 池田名誉会長インタビュー」より)

「玉川孝道西日本新聞編集局長:自衛隊がインド洋に向かっている。憲法改正問題、とくになし崩しの9条改正につながらないか懸念が出ている。
池田名誉会長:これは日本にとって重大な問題だ。確かに、国際化の流れとともに、GHQが作ったといわれる憲法を変更すべきだという意見もある。その気持ちも分からないではない。ただし、戦争に道を開く可能性がある改正には絶対に反対すべきです。私も戦争でつらい思いをした。灰色の青春だった。第9条の理念、精神性だけは絶対変えてはならない。この条文は、全世界、人類にとっての先駆のものだ
(★「2001年12月4日付西日本新聞 論対談2001 池田名誉会長」より)

 池田先生はこれだけ明確に、
絶対に第9条だけは変えてはいけない
第9条の理念、精神性だけは絶対変えてはならない

と断言なされています。
 それにもかかわらず、公明党が与する自公政権は、“抑止力による積極的な平和”なる欺瞞・まやかしの概念をふりかざし、憲法9条の意味を根底から変質させる『集団的自衛権の行使』を容認する閣議決定に賛成。そして、『安保法制』を制定してしまったのです。
 これら一連の公明党の行動は、自らの「立党の意義」を裏切る悪行であり、まさに万死に値するものであると考えます。

 御自身も悲惨な第2次世界大戦を体験された池田先生は仰っています。
今日、再軍備をすすめ、憲法の改定を主張する人びとは、戦争の体験を忘れた健忘症か、戦争で甘い汁を吸った“死の商人”の手代としか、私には考えられない
 国民は、戦争でまず犠牲にされるのが、だれでもない、国民自身であることを、つねに念頭において、彼らの言葉を判断すべきであろう。そうすれば、彼らのもったいぶった論理の裏にかくされている悪魔の爪は、手にとるように見えてくるはずだ。」
と。(★1979年5月3日『青春抄』:平和憲法と日本)
 
 この池田先生の声明には、国民の生命を脅かす戦争への怒りと、民衆(国民)への限りない慈愛がほとばしっています。
 しかし、今の公明党は、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神を完全に欠落させ、あろうことか大量の戦闘機や武器を購入し、軍拡を進めている実態があるのです。
 先生の弟子として、いち仏法者として、断じて断じて許すことのできない実態ではないでしょうか。
((下)の「♠2 『創価学会の公明党支援」に対する提言(下)』は、既にひとつ前の記事にアップしています。)

プロフィール

Author:創価学会元職員3名
小平秀一
平成7年3月、創価高校を卒業。
平成11年3月、創価大学を卒業。
平成11年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

滝川清志
平成12年3月、創価大学を卒業。
平成12年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

野口裕介
平成14年3月、東海大学を卒業。
平成14年4月、宗教法人創価学会に入職。
平成24年10月、宗教法人創価学会を懲戒解雇。
平成26年6月、創価学会を除名。

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『実名告発 創価学会』
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